こんばんは。広報部のHです。
私は生まれが道東なのですが、父親が転勤族だったため、学生の頃まで同じ土地に4年以上定住したことがありませんでした。
それが単身で札幌に出てきて社会人になり、札幌市西区に住み始めてから、なんとなんと気付けば14年。すっかり地元のことよりも札幌の方が詳しくなり、長く住んでいる西区に愛着がとても強くなっています。
そんなある日、ふと部屋のカーテンを開けたら家の前ですごい人だかりが。
なにごとかと思ってよく見ると、そこで行われていたのは映画の撮影でした。
でも撮影の終盤だったのか、すぐ撤収してしまい「何の映画かな〜」くらいでその後は脳裏から消えていたのですが、昨年末にやっとその映画タイトルが判明。
ただいま絶賛公開中の、
大泉洋さん主演「こんな夜更けにバナナかよ」でした。先日観に行ってきたのですが、札幌にお住まいの方、特に西区にお住まいの方はシーンのひとつひとつ、瞬きできない映画となっています。
公園、スーパー、ホテル、神社に病院…。
「あっちもこっちも知ってる景色!」と映画館で声が出そうになりました。
内容は観ていない人もいると思うのでここでは伏せますが、大泉洋さん演じる鹿野さんの一言一言が心に刺さり、どんな立場の人でも考えさせられる内容です。
何度と笑って、何度と泣いて、気持ちがぽっとあたたかくなる、最後はとても前向きになる作品でした。
たまたま西区がロケ地というわけではなく、実際に鹿野さんが生活されていた場所がこの地ということで実話であるということも驚きでした。
住めば都とはよく言いますが、
この映画をきっかけに、さらに私の西区愛が倍増した気がします(笑)。