先日は、今どきの2階ホール活用術として書斎&ワークスペースを紹介しましたが、2階ホールの活用方法はそれだけではありません。最近よく目にする使い方のひとつが、家族みんなで使える「ライブラリーコーナー(図書コーナー)」です。
ライブラリーコーナーを設けて、
お子さんが本に親しみやすい環境をつくる
こちらのお宅では、階段を上がってすぐの2階ホールに、床から天井までの高さがある大容量の本棚を設けました。本が目につきやすく、本棚と吹き抜けに面した欄干の間の幅も広いので、気になった本を手にとって、その場に座り込んで読むなんてことも気軽にできそうです。また間取り図を見るとわかるように、本棚のすぐそばには「子どもたちが大きくなったら使ってほしい」とスタディスペースも設置しています。
「第2のリビング」のような
明るく広々としたライブラリーコーナー
2階ホールのライブラリーコーナーが、まるで第2のリビングかのようなお住まいも。大きな吹き抜けに面してつくられたこのスペースは、吹き抜け越しの大開口からの光で日中はいつでも明るく快適。お子さんたちがゲームをしたり本を読んだりするのはもちろん、造り付けのテーブルの広さを生かして、アイロンがけやミシンがけなどの家事スペースとしても使うなど、家族みんなで有効活用しています。
家の蔵書をひとまとめにして、
家族みんなの「図書館」に
ご主人がパラパラ漫画の作家さん、というご家族のお住まいでは、2階ホールを使って家の蔵書をひとまとめにしたライブラリーコーナーを設けました。通路の両脇に大容量の本棚を造作。間取り図を見るとよくわかるように、写真奥の右手の方にも書棚が続いていて、家族みんなで本を共有できます。家にある本がすべて把握できるのもいいですね!限られたスペースでも、上手にプランニングすればとても有意義な空間になることがよくわかる一例でもあります。
こちらは、お子さんたちの部屋と主寝室の間のスペースに大型の書棚を設置したプラン。このお住まいのユニークなところは、ゲームコーナーの機能も備えている点。常にオープンな空間で過ごすことで、自然と家族の会話が増えるようです。
本好きな私としては、家にある本をすべて一ヵ所にまとめ、家族で共有できるスペースがあるのはとても魅力的。こんなスペースがあれば、お子さんも自然と本好きになるかもしれませんね!家づくりをお考えの方はぜひ、2階ホールの使い方として選択肢のひとつに入れてみては?
(文/Replan編集部)
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