6月に発売したReplan東北別冊『暮らしの演出家15人が語る 東北のデザイン2018』に登場いただいた、演出家15人を改めて紹介!
住まいにおける「デザイン」は意匠という意味だけでなく、住宅の機能や性能、そこで暮らす家族のかたちや大切にしていることによって形成されるもの。このインタビュー記事には、住まいや暮らしづくりに日々深く関わる演出家たちならではの、デザインへの想いがつまっています。一日5人ずつ、その印象的な言葉とともに紹介していきます。
[ No.6 秋葉アトリエ・秋葉 圭史さん ]
「私のデザインには『斜め』が多いとよくいわれますが、それは効率や納まりを優先していないからです。既成概念にとらわれることなく、たとえ『斜め』であっても使い勝手や居心地の良いデザインにしたい。それがメリハリのある暮らしの場になると思う」
▶ 既成概念に縛られない提案で、エモーショナルな空間を創る
[ No.7 松本純一郎設計事務所・松本 純一郎さん ]
「意匠だけでなく、日本古来の文化や地域性、風土に対する愛情にも目を向けていきたい。社会に役立つ設計を手がけたいと思っています」
▶ 数あるエレメントの「調和」を大事に、 社会に役立つ設計を手がけたい
[ No.8 設計島建築事務所・三浦 正博さん ]
「デザインと言うと、見た目のカッコよさやきれいさという意味でしか使われていない気がするんです。でも私は、生活に必要な機能はもとより、光、風、空気などの目に見えないものまで包み込むのが真のデザインだと思っています」
▶ 自然への畏敬の念を忘れずに、「素の家」をデザインしていきたい
[ No.9 ササキ設計・佐々木 文彦さん ]
「自分の満足が先にあるのはいいデザインではありません。間取りも、その結果立ち上がった外観も、木と木をつなぐ納まりの部分もデザイン。お客様の夢を実現した結果として、デザインがあると思います」
▶ 原点は田舎の築百年の家。 デザインの力で夢をカタチに
[ No.10 N’s Create.・丹野 伸哉さん ]
「例えば、可変性も大切な要素。ライフスタイルが変わっても柔軟に対応できる空間デザインは、愛着や心地よさにつながります」
▶ スペシャリスト集団がデザインする、「不動産+リノベ」の豊かな暮らし
本日もダイジェストでお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?気になる演出家がいたら、ぜひリンク先の記事もご覧くださいね。
明日も引き続き、5人の演出家を紹介します。お楽しみに。
(文/Replan編集部)