ずいぶんと前になりますが、
「メガネ男子」なんて言葉、流行りましたよね(年代がバレる…)。
でも自分は無関係と思ってました。
と、言うのも、
10代の頃は、両目ともに視力は2.0。
20代〜30代でも、左1.5に右1.2と視力だけは自信があったのですが、
40代に突入して、視力は急激に落ち込み、
直近の健康診断では、両目とも0.6という有様。
仕事に支障がないのでスルーを決め込んでいましたが、
最近、夕方以降になって目の疲れがピークを迎えると、
手元のPC画面や校正誌面がぼんやりとしてくるように……
なるべく考えないようにしてましたが(現実逃避)、
「いよいよ来たな」ということで――
嫌がる気持ちを抑え込みながら行ってきました、メガネ屋さん。
移住者ながら北海道を愛する者としては、近所に路面店があり、
全国的にも優良企業とその呼び名の高い「富◯メガネ」さんへ。
松下幸之助に「世界一のメガネ屋さんだ」と言われたり、
司馬遼太郎から「めがね屋というよりも、めがねに関する技術者の組織という感じがした」と高評価されたり、
いろいろと逸話がある北海道を代表するメガネ屋さんですが、
なんせメガネを買うなんて初めての経験なので、やや緊張しながらも、
まずは様子見という体で入店。
現在の症状?状態?をヒアリングされ、
眼に関するいろんな検査をひととおりして……
薄々(というか身をもって)知ってはいましたが、
店長さんの「年齢相応の老眼ですね」の一言に目眩を覚える自分がいました。
目の検査をして大丈夫だったら買わないつもりだったんですが、
検査中にいろんな種類のテストメガネをかけるたびに、
「こんなに見えるなんて久しぶり!」と心の中で叫んでる自分に嘘はつけず、
覚悟を決めて、購入することにしました。
まだ照れくさいので人前で使えてないんですが、
ぼちぼち使っていくので、見かけてもそっとしておいてください。
朝晩の冷え込みが身体に堪えつつある、編集部のMでした。