こんにちは、編集部のJです。
私は韓国出身なので、そのつながりで少しユニークな話をしてみたいと思います。
最近、誰もが予想できなかったくらいのスピードで、南北関係がすごくやわらかくなってきていて、正直びっくりで、(まだいろんな意味で疑ってはいますが)でも着実にいい方向に向かって進んでいる気がします。
ちなみに韓国と北朝鮮は終戦ではなく休戦状態なので、ずっと戦争に備えているわけです。男性には徴兵制度があり、私も二十歳の頃、2年間行ってきました。なので、やっぱり北朝鮮に関するテーマには注目しちゃいます。
当たり前ですが平和になってくれるのはもちろんいいことですし、貿易などの経済的な効果も大きいので、このままうまく進んで、統一まではいかないにしても、お互い自由に行き来ができるようになればいいなとはずっと思っています。
そこで、もしそうなったら行ってみたい場所があります。
そこは、DMZ(非武装地帯)。DMZとは、戦争・紛争状態あるいは停戦状態にある2つ以上の国家(または軍事勢力・同盟)の間に、平和条約・休戦協定などによって設けられる、軍事活動が許されない地域のことです。
停戦後60年以上、人の出入りがないので、人間によって汚されていない、自然のままの独自の生態系がつくられていて、天然記念物も数多く見られる場所です。学会からも注目のスポット。逆にいうと戦争の痛い歴史もそのまま残っている場所。昔のままの姿を見て学ぶことができるレアな場所が近くにあるのです。
子どもが大きくなったころには本当に実現しているかもしれません(自然保護などで一般人は一部しか入れない可能性も高いですが)。現場を体験して、もうひとつの母国のこともちゃんと学習ができたらいいなと思ったりもします。
他国のことなので感覚値も全然違いますし、説明もかなり端折っているので「何言ってるのかよくわからない!」って感じになるかもしれませんが、3回目の南北首脳会談を見て、こんなことを思ったJでした。