こんにちは。今年は3月のオープン戦から月1以上のペースでエスコンに通い、静かに試合観戦を楽しんでいる編集制作部のNです。

エスコンに行くのは野球観戦のが目的なので、基本的には野球が楽しめればそれでいいのですが、毎回同じ場所に座るのはつまらない。ということで、最近は「座席選び」を楽しんでいます。座る場所によって見え方や体験がどう変わるのか。個人的に感じる特長(屋根が閉じているとき限定)と感想を少しお伝えします。

今シーズンはオープン戦を含め早3試合に参戦

外野ライト席(FIELD LEVEL)

過去数年、最もよく座っているのは外野ライト席(1階)。エスコンの建築の大きな特長である連なる三角形の骨組みと上の方の座席までが一望できます。

野球観戦における外野席の一番の醍醐味は、ファイターズの誇る外野守備が近くで見れたり、ホームランボールが飛び込んでくるかもしれないスリルを味わえたりすること。自分に向かって飛んでくる(ように見える)フェンスギリギリの打球スピードに毎回びくっとしますし、あれを平気で取れる選手たちには尊敬の念しかありません。。

特にエスコンの外野席の1階(FIELD LEVEL)は、けっこうフィールドに近くて臨場感があるのも魅力です。特に昨年のCSのゲームはしびれました。

外野席からは建築の見え方もダイナミック
昨年CSのときの「外野会議」の様子
ファイターズ外野手陣による外野会議の様子も近くで見れたり(これは昨年のCSのとき)

内野1塁側席(MAIN LEVEL)

たくさんのファイターズファンの中で、マイペースに観戦するのにぴったりな内野1塁側席。この日はナイターだったのであまり存在感がないですが、デーゲームだとガラス窓の外が明るくて開放感があります。

このときは2階のMAIN LEVELの席でしたが、外野席に比べて投手VS打者の対戦の様子がよく見えるおもしろさがあります。ホームランの恐怖がない代わりに危ないのがファールボール。ネットを超えてくることもそこそこあるので要注意です。

内野3塁側席(MAIN LEVEL)

最近初めて座ってみてけっこう気に入ったのが内野3塁側席。まずこの球場全体の見え方がとてもカッコいい。デーゲームだったこともあり、ちょうど本日ギネス世界記録への認定が発表されたダイナミックな「ガラスウォール」からたっぷりと射し込む光と空がこの球場の特別感を感じさせて、謎の満足感が得られます笑。

3塁側は基本的にはビジター(相手チーム)側ですが、ファイターズベンチの様子がよく見えるのが魅力。下の写真はオープン戦でセ・リーグのヤクルトスワローズとの試合でしたが、普段あまり目にしない小さな傘を振る応援を間近に見られたり、東京音頭などの応援歌を聞けたりするのも良くて、満喫できました。

ゲームと一緒にエスコンらしい壮観なビューが楽しめる内野3塁側席。この場所はMAIN LEVELの観客席が屋根になってファールボールへの恐怖感も少なめ
FIELD LEVELよりは遠いけど、ビジョンが見やすいので問題なし
FIELD LEVELよりはフィールドから遠いけど、ビジョンが見やすいので問題なし

ちなみにオープン戦のときには、まだ観戦したことはない最上階の外野席「STAR LEVEL(ビジター側)」まで試合前に散歩してみました。これはこれで圧巻の光景。鳥瞰図に近いかたちでフィールドや応援席が見渡せます。

建築に興味がある方におすすめの「ヒストリーエリア」

最後に私の密かなお気に入りスポットをご紹介。それは1階のFIELD LEVEL(一塁側)にある「ヒストリーエリア」です。

エスコンの建築にまつわるさまざまな資料や映像が見れる場所。いつも空いていてのんびりできる

この建物の設計・施工を請け負った大林組の協賛でつくられたエリアだそうですが、実際に建物で使われている建材や照明機器などが置かれていたり、地鎮祭から竣工までのドキュメンタリー映像が流れていたりと、エスコンフィールド北海道の建築に関わるあれこれを知ることができます。

ちょっと早めに球場に着いたときの暇つぶし(!)にもぴったりなので、興味がある方はぜひ立ち寄ってみてください。