こんにちは。営業部のTです。実はこの4月から半年間、ワーキングホリデー(以下、ワーホリ)のビザを活用してフィンランドへ行くことを決めました。
※フィンランドのワーキングホリデーは現在18歳以上30歳未満でビザが取得可能
もともとフィンランドに並々ならぬ興味があって、昨年に現地で一人旅をしたところ、「これはこれは…!」と刺激の連続。目に映るすべてのことはメッセージ、なもんですから、これはきっと神様のお告げ、と勝手に直感して渡航を決めたわけです。
これから約半年間、フィンランド滞在中に見聞きする暮らしの中のあれこれを、徒然なるままに発信していきますが、今回は初回ということで、自己紹介から始めさせていただきます。
僕のこと
僕は北海道で住宅・建築業界に根ざして、ローカルで活躍する工務店の広報的なサポートを生業としているこの(株)札促社の社員です。
営業部Tのプロフィール
京都生まれ京都育ち、現在は北海道に暮らす大谷世代の札促社の営業マン。大学からは大阪(言うてもほぼ京都)に通っており、今でもコテコテの関西弁で声がでかい。大学では英語を専攻したものの、サークル活動に熱を入れすぎたあまり留学経験はなく、小学生くらいの英語しか話せない(今回に備えて少しがんばったが成果薄)。大学を卒業して就職すると初っ端から札幌勤務を言い渡され、ベソかきながら北の大地に漂着して早8年。めでたく結婚し、今ではここに骨を埋めたいと思うほどの北海道LOVERに成長した。人生を支えている大切な趣味は、音楽・野球・お笑いの3つ
上司や同僚にも恵まれ、丁寧に育ててもらって早くも6年目。毎日楽しく仕事に熱中できているのは、うちの仕事があまりにおもしろすぎるせいではないかと思います。北海道に骨を埋めたいと思うのもこれが理由のひとつ。
「住むって、暮らしって、こんなに奥が深いんだ!!!!」
と入社1年目に感じた衝撃が、今でも同じ、もしくはそれ以上の温度で身体中をめぐっているような、そんな感覚でいられるから楽しいのかもしれません。
相手のために全力で取り組むこと。それが相手に届き、正しく理解されること。そして、心が動くこと。これがめちゃくちゃ大切だと思ってます。この業界で精魂込めて生き抜いているカッコいい人たちのことを、それを少しでも届くべき人に届けたい。時にはうまく行かないこともありますが、その一心で楽しく仕事に勤しんでおります。
なぜ、今フィンランドへ行くのか
僕が半年間フィンランドに滞在する大きな目的は、「一次情報を蓄積する」ことです。仮に100歳まで生きるとして、残りの人生70年。今リアルな体感や経験を蓄積することで、今後の人生に良い影響を与えられるのではないか。フィンランド一人旅でそう感じたのが大きなきっかけであり、今回ワーホリを決めた理由です。
また「これからの仕事につながる」と感じたのも理由のひとつです。フィンランドに目が向いたのは、この会社で「住」に深く関わる環境があったからこそ。住まい手の「理想の暮らし」を叶えているさまざまな工務店さんたちと関わる中で、北海道の住宅の特徴や工務店さんによる創意工夫の一部にある「北欧」の要素に気づいたこと。それがすべての始まりでした。
興味のきっかけは「家具」と「アルヴァ・アアルト」

最初に気になったのは「家具」。そこを入り口に建築家のアルヴァ・アアルトのデザインを知り、北欧の中でも特にフィンランドへの興味がどんどんと広がることに。やがて趣味の分野でも、サウナやモルック、映画「かもめ食堂」など、自分が「心地いいな」と感じるものがフィンランドとつながっていることにふと気づきました。
調べた印象では、フィンランドをはじめ北欧諸国は「幸福度が高い福祉国家」で、「みんなのために、みんなで良くしていこうよ」という雰囲気。これにもとても興味がわきました。
- そういった文化が生まれた歴史的な背景は?
- 日本との精神性の違いは?共通点は?
- 北欧のデザインや暮らしがどうして日本で好まれているのか…?
インターネットや本から得られる情報が本当かどうか、自分の目で確かめたい。それが強い動機となって、昨年のフィンランド一人旅につながりました。
暮らすことで、旅ではできない体験を
短期間ながら、興味がある物事をできる限り歩いて見てまわれたことで、0だった体験は1以上になり、一次情報として自分の中に蓄積されました。
ただやっぱり自分は旅行者。実際に暮らすことができたら、人や町、文化の違いなど肌で感じる印象や得られる情報の質はもっと高く、確かなものになるはず。時間をかけてそれらを蓄積できるチャンスは、今しかない!
ということで、ワーホリのビザを活用して中期的に渡航することに決めたのです。
半年間限定で「フィンランド滞在記」をお届け

これから始まる半年間のフィンランド滞在中、日本や北海道との共通点や違い、ライフスタイルや建築デザイン、まちづくりなど、僕が暮らしの中で見つけたフィンランドのあれこれを発信していく予定です。「取り入れたら日本での暮らしがもっと良くなるだろうな」というアイデアや取り組みをたくさん紹介できればと考えていますので、ぜひご期待ください!!
では、「迷ったらおもろい方へ」のマインドで、北海道からフィンランドへ行ってきます!