こんにちは。今年の冬は日中暖かく、夜は急に気温が下がるため路面が凍りやすかったので、早く完全な春が来てほしいWEB事業部のAです。

私事ですが2年ほど前からウルトラマンやゴジラなどの、いわゆる「特撮モノ」に新規でハマっております。この度ゴジラ70周年を記念して、大丸札幌店にて「ゴジラ博in札幌」(3/24まで)が開催されていたので行ってきました。家族連れはもちろん、カップルや友達など老若男女の多くの客で賑わっていました。

1954年公開・第一作のゴジラ。目は大きく愛嬌のある顔に見えますが、本編は白黒ということもありとても怖かったです
こちらは海外制作映画版のゴジラスタチュー。日本と比べると首が太く、肌の質感も恐竜のようで、よりモンスター度が増したと感じます

1954年当時の撮影で使われた貴重な撮影小物や、歴代ゴジラ/キング・ギドラなどの迫力ある怪獣スーツや立像、またアジア映画史上初のアカデミー賞・視覚効果賞を受賞したことで話題となった「ゴジラ-1.0」のジオラマもあり、見ごたえたっぷりの展示で終始興奮しておりました。

ゴジラ-1.0の特大ジオラマコーナー。皆さん思い思いの場所から撮影を楽しんでいました。電柱や建物看板までとてもリアル!
寄って撮るだけでこの迫力。実際の撮影では火薬や粉塵、ライト等も使用され、圧巻の映像となります

贅沢なことに写真撮影OKな展示がほとんどだったので、興味がある方はぜひ現地で見てほしいです。質感や迫力を体感するには実物を見るのが1番だと思います。

ただ、その中でも個人的には歴代告知ポスターがそれぞれ味があって表現方法や構図に時代や国に合わせた工夫が見られ興味をそそられたので、ごく一部ですが紹介させていただきます。

昭和初期(〜1975)のポスターは人物含め絵で表現されているものが多い。色は赤系統で、内容はゴジラvsスター怪獣というものが多く、それぞれが魅力的に情熱的に描かれている

ゴジラ-1.0(2023)のポスター。全体は見せず「G」の中に大きな脅威としてゴジラが佇む構成
海外制作の作品、ゴジラvsコング(2021)のポスター。海外のポスターは彩度が高く、怪獣側にも実際の生物に近いような印象を受ける

映画は表現技術として、映像がどんどん綺麗になったりジオラマからCGになったり日々進歩していると思いますが、題材としては70年前であっても(だからこそ)、変わらない強いメッセージ性をもつ作品があり、これから先も残り続けるのだと思います。

観れていない作品もまだまだあるので、ゆっくりと観て素晴らしい作品に思いを馳せたいと思いました。