その昔、行ったことがあったようななかったような…、そのうちにまた、と思っていた「北海道 開拓の村」。所用で近くに出かけた際に思い立ち、訪れてみました。

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「北海道 開拓の村」
明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、54.2ヘクタールの敷地に移築復元・再現した野外博物館です。
 ここを訪れる人たちに開拓当時の生活を体感的に理解してもらうことと、文化の流れを示す建造物を保存し、後世に永く伝えることを目的に1983年4月に開村しました。
 開拓時代の人たちの知恵と努力を見ることができ、建造物一つ一つが開拓当時へと導いてくれることでしょう。
(ホームページより引用)
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受付を済ませると、一気に広がるノスタルジックな雰囲気の中、どう回ろう?と考えながら歩き出したところにすぅ〜っと近づいて声をかけてくださったのは、ボランティアガイドさん。お話によると、すべてを回るには最低でも4時間半は必要とのこと。…でしょうね。隙間時間にふらっと寄ってしまったため、それは無理。中途半端な時間で来てしまったことを早々に後悔しながら、大きく分かれる3つのエリア「市街地群」「農村群」「漁村群」から、オススメされた「市街地群」経由の「漁村群」を1時間半程度で、急ぎめで、回ることに決めました。

旅館やそば屋、新聞社に雑貨店に病院、個人宅まで、外観だけでなく中まで見学できるので、移築だけあって当時のモノや空気感までがリアルに再現されている様子に思わず吸い込まれ、倍のスピード感で時間が過ぎていきました。

 

「旧廣瀬写真館」
大正末から昭和30年代前期まで岩見沢市内で営業。和洋折衷な建物で、撮影に大切な「光」は、スタジオを2階に設け、北側の屋根をシングル・スラントと呼ばれた斜めのすりガラス張りにして自然光を取り入れたよう。ちょうど撮影されているお客様がいらっしゃったので、中の撮影は断念。年中行事で「七五三」の撮影もされているそう。

「旧開拓使札幌本庁舎」
現・北海道庁。週に2-3回は仕事で訪問する先なので、何とも感慨深い。

ちなみに、受付横には「テーマ別順路図」なるパンフレットが用意されていて、90〜150分の「玄関めぐりコース」、90〜120分の「ストーブめぐりコース」、60〜90分の「縁側めぐりコース」など、確認できた中でも8コースの提案があり、どれも魅力的でした。

急ぎ足だったので、気付けなかった部分や見落としがあったと思われると悔やまれます!しっかりと十分な時間を確保して、また訪れたいと思った営業部Nでした。

2021年に編集部Nマキさんの記事がありました!ぜひ、こちらもご覧ください。