少し肌寒かったお休みの日、温かいものを欲していたら思い出したので行ってきました「Nouilles Japonaiseとくいち」さん。
札幌中央卸売場外市場内「万歳市場(バンザイバザール)」にあって、昨年のオープン以来、多くのメディアで取り上げられSNSでも話題になっていたお店です。東京に住む友人が全くラーメンに詳しくない私にですら「どう?」と聞いてくるほどなので、ご存知な方も多いかも知れません。
Replanスタッフにはラーメン好きが多く、そんなラーメン通な人が多い中で何かを語れるほどの経験と情報を持っていない私が結論付けたのは、「ゆったりした空間」が優しく「美しい」という演出が楽しいお店でした。
というのも、ラーメン屋さんというと、カウンターで両サイドのお客さんが近く、温かいうちにというのと並んで待っている人がいるという、少し緊張感のある焦りの中で急ぎ気味でいただくことが多く、食後にうっすら疲れを感じてしまうのですが、ここは大きなテーブルをぐるりと囲んで8人がゆ~ったりと座り、その周りにテーブル席がいくつかあるカフェのようなスタイル。
窓の向こうに見える待っている人が気になりつつも、おしぼりからふわりと香るトド松の爽やかさも相まって、なんとなく心穏やかに過ごせたのが私的には嬉しいポイントでした。
特注の札幌軟石のプレートに運ばれてきたのは、スッキリ透き通ったスープと「泡」が美しい「特上らぁ麺・塩」。
宮の森のフレンチ「Le Musee」監修だけあって、鶏とコンソメをベースにしたスープに、昆布と醤油からなる泡を少しずつ溶かして味変を楽しむのだそうですが、この泡が美味しい!見た目の面白さを狙った訳ではなく、味として完成させるためのものだそうで、「エスプーマ」とは違う「泡」として控えめでありながらも主張をしっかり感じました。泡だけおかわりしたいくらい。
詳しくは、ぜひ一度足を運んでいただいて(笑
牡蠣やフキノトウなど季節限定の一杯を楽しめるようなので、また季節が変わったら行ってみたい1軒を見つけた営業部Nでした。