こんにちは。編集部Nマキです。お盆を過ぎたというのに、北海道らしからぬ暑い日が続いていますね。

夏がとにかく苦手な私は、うだるような暑さになすすべなく押し潰されていますが、食欲が吸い取られるこんな日々でも「食べたいなあ」と思わせてくれる。それが長沼町にあるシャンディ 二ヴァース カフェ(shandi nivas cafe)さんのスパイスカレーです。

そもそも私は食への興味関心が低めで、誰かと外食するときも「何が食べたい?」と聞かれたら「何でもいい(ポジティブな意味で)」と答えてお相手にゆだねがち。

食事に対する執着やこだわりが弱いせいか、基本的にお店の場所や名前もほとんど覚えられません…。

そんな自分が「体の中の成分が足りなくなっている…!そろそろ食べに行かなきゃ!」と定期的に渇望し、足を運ぶのが、このシャンディさんのスパイスカレーなのです。

もう見た目においしい。美しい。いつもだいたい2種類のカレーが選べるセットにして、「海老とココナッツのカレー」と「キーマカレー」を組み合わせます。

ひと口目がまず幸せ。そしてすべてのセットについてくる豆のカレーやつけ合わせを含め、このすべてをちょっとずつ混ぜて渾然一体となったときに、まったく新しい味わいが生まれるのですが、その瞬間がさらなる至福。

外食をすると、だいたいいつも残り1/3くらいから満腹感が先行し始めて、味わうよりもちょっと無理やり押し込む感じになってしまいがち。でもこのカレーに限ってはお腹の中がずっと気持ちよくて、何なら最後は食べ終わってしまうのが名残惜しく、切ない気持ちにすらなります。

なんて記憶を呼び起こしていたら、また無性に食べたくなってきました笑

ちなみにこちらのお店は以前Replanウェブマガジンの記事でも取材させていただいています。オーナーの坂本さんご夫妻が自らリノベした空間がまたとても魅力的なので、こちらもぜひご覧ください!

◎「民家リノベーションで居心地が育つ場所」shandi nivas café
https://www.replan.ne.jp/articles/24828/