OpenAIに代表される生成AIに話題を取られてすっかりどっかに行ってしまったメタバースですが、実は私、いつもメタバース体験しておりまして、その体験シェアいたします。

そもそもメタバースとは、現実世界とは別のデジタル空間「インターネット上に構築された仮想空間」のことで、仮想アバターを通じて他のユーザーと交流し、さまざまなアクティビティを楽しむことができる空間の場所のことをいいます。

私はEpic Gamesが提供する「フォートナイト」というゲームをやっているのですが、単なる面白いゲームの枠を超え、コミュニティの構築・ユーザー同士のコミュニケーション、実際にリアルで会って交流するなどの体験もしました。

そのEpic Gamesは、フォートナイトをはじめとするゲーム開発事業に加え、ゲームエンジンやゲームストアを提供するプラットフォーム企業です。ただ、その枠を超えて、私がしたような体験を生み出す、メタバース技術を総合的に展開する企業になることを意識しながら戦略を推し進めているようです。先日Sonyから2,500億円を資金調達するなど、メタバース構築・体験を加速させています。

また、デジタル空間はEpicだけが提供するのではなく、一般の人も構築することができ、その構築したゲームを「フォートナイト」上ですぐに遊ばせることができる仕組みもあります。

その構築した空間・ゲームをプレイした時間に応じて報酬を与える仕組みも導入され、個人で1億円以上稼いだ人が60人以上出るなど、その盛り上がりはすごいものとなっています。

Epicのティム・スウィーニーCEOが、「NFTやVRゴーグルといった流行は脇に置いてよいものです。それは将来的には重要な役割を果たすかもしれませんが、革命に必須なものではないのです。(メタバースの)核となるものは、ゲーマーであれば誰でも知っていることですが、あなたとあなたの友達がネットで集まって、ボイスチャットでグループになって楽しく交流すること」と話すとおり、メタバースの核はここにあると実際体験してみてわかりました。

今は、知り合いと空間を構築するなどして遊んでみて、どのようなことが起こるか試してみています。今後のEpicの動向も追っていきたいと思います。

Web事業部 K