こんにちは、リプランくんです。先日は「ほっかいどう住宅フェア2022」に行ってきたよ。ほっかいどう住宅フェア2022のテーマは「住まいはミライ!」。北海道での豊かな暮らしを実現する「北方型住宅」をはじめとした北海道の住宅や住まいづくりについて、今とミライに触れる、また北海道の家づくりの最前線で活躍する総勢47の企業・団体の出展をはじめ、さまざまなワークショップ・セミナーを通じて、これから家づくりを考える人々に役立つ情報を届けるイベントなんだ。
リプランくんはその中でも、北方型住宅PR大使の3名と家づくりの専門家による、積雪寒冷地の北海道における理想の住まいづくりについて語るトークセッションを楽しんだよ。PR大使のオクラホマの2人が工務店のモデルハウスを訪問したときの感想や大工職人の現場を見学したときの体験談など、興味深い内容だったよ。専門家の2人も住宅の性能やデザイン、職人の技術などについて分かりやすく説明してくれて、気軽に楽しめたんだ。
このほかにも「居住支援の実態について」、「知っ得はじめての家づくり」「札幌のリノベーション事例紹介」「リフォームのポイント」「リフォームするなら、まずは国が認めた登録団体に相談を!」「インテリアを素敵にするための3つのヒント」など、家づくりの初心者にきっとためになるセミナーがたくさんあったよ。
ところでみんなは「北方型住宅」について知ってる?北海道では産学官による研究開発・普及推進に取り組んでいて、その道がおオススメする高品質な住まいを「北方型住宅」っていうんだ。住宅性能だけでなく、北海道らしい住まい方などにも配慮し、豊かな住まいづくりを推進しているんだよ。
チ・カ・ホ会場に、その「北方型住宅」のこれまでとこれからを紹介するゾーンがあったから、リプランくんもこの機会に勉強しに行ってみたよ。パネルやマンガで「知る」、建てられた住宅の写真や模型を「見る」、VRや住まいに使われている材料などを「体験する」ことができるブースになっていて、見応え満載だったよ。
新しい取り組みとして始動した「北方型住宅ZERO」についても教えてもらったんだけど、これからのゼロ・カーボンの時代に向けての、北方型住宅の進化が見られたよ。最新基準の「北方型住宅2020」をベースに、地域の気候や特性に適した脱炭素化に貢献できる対策を取り入れることで、さらに高品質で快適な住まいの提供を目指しているんだって。太陽光発電システムや蓄電システムの導入、開口部の性能強化、さらなる断熱性能の強化、道産木材の活用、木質バイオマス利用などなど、さまざまな脱炭素化対策がポイント化されて、一定ポイント以上を達成すれば「北方型住宅ZERO」となるらしい。
南幌町の「みどり野きた住まいるヴィレッジ」のことを、雑誌ReplanやReplan Webマガジンの読者のみんなはよく知っているよね?今回の北方型住宅ZEROは、「みどり野ゼロカーボンヴィレッジ」という名で南幌町でプロジェクトが始まるんだって。雪国での新しい試みとして太陽光発電パネルの壁面設置がポイントみたい。完成が今から楽しみだな〜。
久しぶりに「リアル」住宅フェアに参加したんだけど、やっぱり札幌の街なかはこういうイベントがたくさんある姿が似合うようね。やっともとどおりの雰囲気に戻っていってる感じがして少し嬉しくなったよ。イベントに来てくれたみんなは、きっと理想の住まいへの夢が膨らんだんだろうな…。これから家づくりを考えている人は「北方型の住まいLab」も参考にしてみてね!