こんにちは。編集部のNマキです。北海道に移住して6年になりますが、実家のある長野に帰省するたび、故郷の新たな魅力を発見します。今年のお盆は帰省を見送ったため、今回はゴールデンウィークに帰った際に足を運んで、なかなかに印象的だった観光スポット「白馬マウンテンハーバー」をご紹介したいと思います。
長野に帰ったときの大きな楽しみの一つが、北アルプスを見ること。ゴールデンウィーク頃の新緑と残雪のコントラストは、それはもう見事です。
登山できればそれに越したことはないですが、北アルプスは3000メートル級の山々で、この時期はまだ冬山。十分な準備と装備、時間と経験が必要です。
「とはいえ、もっと近くで北アルプスの絶景を楽しみたい!」。そこで家族と向かったのが、「白馬マウンテンハーバー」。白馬岩岳マウンテンリゾートの施設の一部で、入場料は大人1,300円。その料金に含まれるゴンドラリフトに乗って、ぐいぐいと山を上っていきます。
頂上の駅に着いてゴンドラリフトを降りると、さっそくビューが開けて気持ちいい風に吹かれます。冬期はスキー場のゲレンデになる斜面にウッドデッキが置かれ、アウトドアチェアに座ってまったりする人たちの姿も。
時間も限られていたため、ウッドデッキに後ろ髪ひかれつつ、お目当ての建物に向けて歩を進めます。しばらくすると、横に長い建物が見えてきました。まっすぐに続く木道の向こうには、屋根越しに荘厳な峰々の頭がちらり…。その先の風景に期待を持たせる心にくい設計です。
そして…建物の先に広がるこの絶景!本当に、ずーっと見ていられます。
白馬マウンテンハーバーは、カフェなどが入った建物に北アルプスの方へ張り出した広いテラスが併設されていて、ドリンクや軽食(ニューヨーク発のベーカリー「THE CITY BAKERY」が信州初出店だそう)を片手に、白馬連邦から後立山連峰への大パノラマを楽しめます。
私たちは人混みを避けて、営業時間終了の1時間前くらいに行ったので、そんなに長居はできませんでしたが、それでも十分に山のエネルギーを受け取りました。
ゴンドラリフトで往復できて、頂上に着いてしまえばたくさん歩くわけでもないので(マウンテンバイクなどのアクティビティをする場合は別ですが…)、子どもからお年寄りまでラクに気軽に四季折々の北アルプスを堪能できるのは、かなり魅力的。
絶景が見れるか否かは天気次第ですが、もし白馬・大町方面に旅行したときに北アルプスが一望できる天気の良い日だったら、ここを訪れるのも一案です!