みなさんこんにちは!制作部のIです。
札幌では記録的な大雪で、毎日の通勤が徒歩な自分でさえ「もう雪は見たくないな」と思ってしまうほど。道路の状況などからも、特に車をお持ちの方々は苦労をされたことでしょう…。
札幌にいると「早く暖かくなってほしい、雪溶けて欲しい!」と考えてしまいがちですが、冬の北海道だからこそ見ることができるものもあります。私の地元は道東にある羅臼町なのですが、この時期になると羅臼沖を流氷が覆います。
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地元にいるときには毎年のことで、特に感動もありませんでしたが、その場所から離れて初めて良さが分かるものですね。家を出てすぐに、このような非日常な景観が見られる場所はそう多くないでしょう。
この時期は、世界中からカメラマンやバードウォッチャーたちが羅臼町へ訪れますが、彼らの目当ては流氷だけではなく日本の天然記念物であるオオワシやオジロワシの群れ。氷上から魚を狙う大迫力のワシたちを見ることができます。
流氷が来ることで植物性プランクトンが大量に発生します。そのプランクトンをオキアミが食べ、そのオキアミを魚が食べます。このような食物連鎖のおかげで美味しい魚を獲ることができる仕組みになっています。
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コロナ禍でなかなか外出も難しくなってはおりますが、是非一度羅臼町に足を運んで、美しい自然と美味しい魚をご堪能ください!