こんにちは。編集部のAOです。
私は普段、家で和菓子以外のお菓子をあまり食べないので、スーパーなどへ買い物に出かけてもお菓子のコーナーを見ることがありません。一方、旅行に行ったり出張に行ったりすると、その地域ならではの食品やお菓子を見たり買ったりするのが好きで、友人や家族へのおみやげを選ぶのも大好き。「食べたい」というより「買いたい」という動機で、ついついお菓子を買ってしまいます。
こちらは、先日仙台の事務所へ出張した際に、新千歳空港で購入したお菓子です。北海道らしく乳製品を使ったクリームやチョコレートをクッキーで挟んだお菓子ですが、購入の決め手は「パッケージデザイン」です。前情報無しに「なにかいいものないかな?」と空港内を歩いていて、パッと目を引いたこのデザイン。シンプルですが、北海道の景色とひんやりと乾いた空気感が伝わるようで、「北海道の風景と味をおみやげにしたい!」と思えるパッケージです。
仙台の事務所に着いて、スタッフにおみやげを渡そうとすると、「ちょっと待って」と私より数日先に北海道から仙台入りしていた営業部のOさんの声。なんと、Oさんも空港でこのお菓子のパッケージが目に止まり、おみやげに購入していたとのこと。
もともと美味しいとわかっているものや、自分が好きなものを買う動機は「中身」「味」ですが、知らないものにチャレンジするとき、デザインが背中を押してくれることがあるのだなと改めて実感。自分たちの仕事においても、誰かの背中を押せるデザインを生み出せたらなと思いつつ、お持たせを自分も美味しくいただきました。
【おまけ】同様に最近ジャケ買いしてしまったクッキー。お店のレジ脇に並べられていて、写真の質感とバランス、字体と強弱、「おいしい」って書いちゃってるところ、すべてが私の背中を激しく押してきたのでした。