12月に入り、フィンランドはすっかりクリスマスモードになってきました。こちらはオフィスビルのロビーに設置されたばかりのクリスマスツリー。フィンランドでは、ほとんどのクリスマスツリーに本物の木が使われています。
そして毎年恒例なのが「クリスマスマーケット」。11月27日から12月22日まで、今年は海を臨むマーケットスクエアで開かれています。マーケットスクエアの前の海。先週マイナス10℃を超える日が一週間くらい続いたので、海が凍りはじめています…。
クリスマスマーケットに行った日は0℃前後だったので、それほど寒さを我慢することなく楽しんで見てまわれました。クリスマスならではの食材やデコレーション、毛糸などで作られたハンドメイドの小物など、さまざまなアイテムが、立ち並ぶ小さな小屋で売られています。
歩いていると、焼き栗屋さんを発見!フィンランドではなかなか栗を見かけないので、買ってみました。日本と同じ味でおいしかったです。
電飾で彩られたクリスマスツリーの前には、ソーシャルディスタンスとマスク着用を促すメッセージ。言葉が読めなくても絵で見るだけでわかりやすい、カワイイ看板ですね。フィンランド語、スウェーデン語、英語で「気をつけてくれてありがとう」と書かれています。
こちらは移動式のメリーゴーランド。子どもたちが列をつくって待っています。無料で乗ることができます。毎年このメリーゴーランドを見るのが、私のクリスマスマーケットでの楽しみのひとつです。
フィンランドでは、だいたい12月23日から26日までがクリスマス休暇。そして1月1日が新年の祝日。新年を祝う日が1日だけなのは、日本人にとっては不思議な感じです。クリスマスから新年までを続けて休みにする人も多くいます。また、フィンランドのクリスマスは日本の年末年始に似ていて、実家に帰省したり家族で過ごす人がほとんど。クリスマスムードが高まる中で、日本よりも一足早く、年の瀬のような雰囲気を感じています。