こんにちは!制作部のIです。編集部ログのローテーションが回ってきて、何について記事を書こうかと、スマートフォンのカメラロールをスクロールしていて気づいたのですが、コロナ禍になってから写真を撮る回数が極端に減っている…。そんなこともあり、1年と数ヵ月前の出来事ではありますが大学4年の時に行った卒業制作のことを書かせていただきます。

北海道民の観光行動の促進を目指し、「ココイコ!北海道」というAIを使った顔はめパネルを作成しました。従来の顔はめパネルは観光地へ足を運び、そこで思い出を残すために使われますが、本作品は足を運ぶ場所を決めるために使用するものです。

札幌駅の地下で行われたイベント「NoMaps」で展示する際に作成したパネル

内容としては、顔はめパネルに顔をはめると、AIがユーザーの顔から「年齢」「性別」を判断し、適した観光地を導き出します。そして、その観光地の顔はめパネルに顔がはまった状態で映し出されるというものです。

実際の展示風景

顔をはめるとカウントダウンが始まり…

年齢が判別されるタイミングはドキドキ(実際は黒丸部分にユーザーの顔が映し出されます)

このように年齢と性別、二人の関係性を判別してくれます。若く診断されるアングルを求めて何度も試される方もいらっしゃいました。笑

最後は上のように、おすすめの観光地のイラストに顔がはまって映し出されます。

卒業制作に出される学生たちの発想は私にとっても刺激になり、いろいろな大学の発表会を楽しみにしているのですが、昨年はやはり外部からの見学はなしの大学が多く、見に行くことができませんでした(オンラインで行っている大学もあるみたい)。こういう面でも、コロナの収束を祈る制作部Iでした。