ReplanOfficeリノベーションのカテゴリで数々の記事を紹介していますが、北海道・東北の住まいづくりを見つめ続けて30年以上が経つリプランの現オフィスは、創業当初にオフィスとして使用していた『Replan House』をリノベーションした建物です。

2018年のリノベーションから3年。今回、DIYプロジェクトで途中まで手を入れていた3階のフリースペースの床を新しく張り替えることになりました!

以前、床材選びのためにシーゲルさんのショールームを訪問したレポートをお届けしましたが、今回行なった新しい床材施工の様子をご覧いただく前に、まずはすでに工事を終えている3階の廊下とミーティングルームを施工したときの様子を少しご紹介しましょう。


3階の廊下とミーティングルームの床材として使うことになったのは、シーゲルさんのショールームでT専務が一目惚れした床材「ナラ製材肌(アンティーク土足用)」。広い面積で使うとどんな感じになるのか、みんな興味津々で現場にお邪魔しました。施工していたのは、若手の大工さん。3階の廊下からミーティングルームにかけての床張り作業の真っ最中でした。

作業しやすいように、幅の細い材と太い材をあらかじめそれぞれに分けて山にしてあります。ここから必要な分を運んで近くに置いて、効率よく仕事を進めていくんですね。

こうしてみると、既存の床との色や質感の違いは歴然
角材で叩いて、床材側面の凸と凹をはめ込んでいく

この工事では、既存の床の上に選んだ床材をそのまま張っていました。こうやって見ると、既存の合板フローリングとは、色や質感の違いは歴然。これは風合いを優先した古材風仕上げの床材で、シーゲルさんが販売している他の住宅用床材と違って1枚1枚の個性が強いこともあり「いつも施工しているものとは、ちょっと勝手が違いますね…」と大工さん。

細かい縦線は、鋸目(製材した痕)。はっきりとその感じが見える

それでもきれいに、着々と仕事を進めてくれていました。こうやって部分的に切り取っただけでも、いろんな表情が見えるとても雰囲気のある床材。3年経って少しずつ味わい深くいい感じに育っています!

(文/Replan編集部)