こんにちは。
お盆休暇に札幌芸術の森美術館で開催していたテオ・ヤンセン展を見てきました。

今回展示されていたものは、オランダの彫刻家・物理学者であるテオ・ヤンセンさんが1990年頃から制作、進化させつづけてきた代表作「ストランドビースト」です。

ストランドビーストは、直訳で「砂浜の生命体」を表しており、風を食べて、砂浜の上で歩く体を持ったもの
ストランドビーストは、直訳で「砂浜の生命体」を表しており、風を食べて、砂浜の上で歩く体を持ったもの

素材は、塩ビ管・ペットボトル・結束バンド・粘着テープ・ウレタンチューブのみ
素材は、塩ビ管・ペットボトル・結束バンド・粘着テープ・ウレタンチューブのみ

こんなに複雑に組み合わさった素材も、まるで本当に生命があるかのようにぬるぬる動いていました
こんなに複雑に組み合わさった素材も、まるで本当に生命があるかのようにぬるぬる動いていました

水場などでの転倒を未然に防ぐために、水に触れたウレタンチューブが圧力の変化を察知して動きを止め、方向転換することやホーリーナンバーという組み方で構成された脚の動きは生き物そのもののようにも見え、動力は風のみなのにここまでできるのかと圧巻でした。

公開はもう終わってしまっているのですが、ストランドビーストの動きなどは動画サイトに上がっていたりするので、ご興味のある方はぜひ調べてみてください。

制作部Yでした。