先日はリビング・ダイニングや水まわり、土間での階段下スペースの使われ方をご紹介しましたが、他にも階段下の使い方はさまざまです。今回は、ちょっとユニークな事例も含め、そのバリエーションを見ていきましょう。
ワークスペース(書斎)
使い方としてよくあるのが、ワークスペース(書斎)にするアイデア。階段下をそのまままるっと使う例もあれば、使いやすいようにスペースを工夫した例も。「どんな形状の階段なのかによって、階段下の生かし方が異なる」というのがよくわかります。
キッズスペース
空間がコンパクトな階段下。お子さんが幼いうちはキッズスペースとして使うのも一つの手かもしれません。秘密基地のような小さなプライベート空間は、子どもたちのお気に入りの場所になるでしょう。
階段下を、お子さんのおもちゃ置き場にするというアイデアもあります。下の写真のお宅では、階段下をおもちゃ置き場にするとともに、壁面をお施主さんご夫妻が自ら黒板塗料を塗って仕上げていて、お子さんたちはチョークで落書きを楽しんでいます。こんな使い方もアリですね。
犬小屋
稀にあるのが、階段下を愛犬用のスペースにする、という例。ケージの置き場所にしているお宅もあれば、下の写真のように遊び心のある犬小屋風な空間にするお宅も。動物は囲まれていると安心するといいますし、犬だけでなくペットのための空間として工夫してみるのもよさそうです。
「階段が家のどこにプランされるか」「どんな形状、スタイルの階段にするか」によって、階段下スペースの生かし方はさまざまです。おおよそのプランが決まったら、その場所でどんなふうに階段下が使えそうか設計士さんに相談し、使い方を検討してみては?思いがけないアイデアで、家づくりの楽しみが広がるかもしれません。
(文/Replan編集部)