[case1:性能も妥協しない、スタイリッシュなデザイン住宅]

家づくりでKさんご夫妻が伝えた要望は「スタイリッシュであること」と「共有スペースを大事にしたい」ということでした。モノトーン2色でまとめたシンプルモダンの外観をはじめ、勾配天井を活かした吹き抜けのリビング、3方面にぐるりと配したハイサイドライトから降り注ぐ光までもが、Kさんの要望を叶えた空間となりました。収納力にこだわったキッチンは快適な生活動線で計画され、洗面所と合わせて奥さんの好きなブルーでコーディネート。日々の暮らしが楽しくなるような住まいです。

◎盛岡市・Kさん宅 夫婦30代、子ども1人
◎施工:(株)ジョイホーム

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[case2:圧巻の35帖大LDKから岩手山を望む「くの字」曲がりの家]

雄大な岩手山を望む八幡平市に建つこの住まいは、斜めの変形地を逆手にとり「くの字」の設計で敷地を有効活用。寒冷地の岩手でも快適に暮らせる断熱性・気密性の確保と、デザイン的にも美しい上質な空間を両立させた住まいです。躯体に沿うように「くの字」にデザインされたウッドデッキは、深い軒の出で夏の日射を遮り、冬は室内奥まで陽射しを取り込みます。そして圧巻なのが35帖大のLDK。くの字のわずかな曲がりが「見えない間仕切り」となり、さりげなくリビングとダイニングをゾーニングします。

◎八幡平市
◎設計・施工:(株)HAUS

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[case3:洗練されたミッドセンチュリースタイルのモダン住宅]

黒いガルバリウムと木製パネル、異なる素材の外壁がスタイリッシュ。このHさん宅は、集団移転地の造成を待ってようやく再建を果たした住まいです。室内は50~60年代のイメージでトータルコーディネート。無垢ヒッコリーの床やアイアン手すりの階段、天然石張りのキッチンなど、自然素材のぬくもりがどこか懐かしい雰囲気を醸します。白い薪ストーブやヴィヴィッドカラーの建具、アンティーク調の照明もしっくりと空間に調和し、流行に左右されず長い愛着に応えてくれる空間に仕上がりました。

◎釜石市・Hさん宅 夫婦50代、子ども2人
◎施工:(株)Us Style(アススタイル)

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(文/Replan編集部)