地域に根差した家づくりでユーザーの夢を叶える地域工務店。岩手県で活躍する工務店との事例を紹介します。
[case1:性能とデザインを重視し、共につくりあげる家づくり]
子どもの誕生を機に家づくりを検討しはじめたTさん家族。徐々に知識を得るうちに辿り着いたのが「性能とデザイン」の重要性でした。2色のサイディングがシックな外観デザインをはじめ、玄関やリビングには漆喰壁を採用、間取りや内装についても積極的にプランニングに関わって家づくりを進めました。また、FP工法によるダブル断熱とトリプルガラスの樹脂サッシで高断熱・高気密を実現。さらに「コンフォート24」システムによって、寒冷地用エアコン1台のみで温度差のない快適な空間を叶えています。
◎盛岡市・Tさん宅 夫婦40代、子ども1人
◎設計・施工:(株)八重働工務店
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[case2:住宅性能にもこだわる、キッチンからはじまる家づくり]
家族の成長を好機とし実家の敷地内に新居を構えたFさん。住宅性能に加え心地よい暮らしを送りたいという思いから、1階全体を1台のエアコンでまかなえる高断熱・高気密の家づくりを実施。親との同居も踏まえたプランニングは、奥さんのこだわりが発揮されたキッチンを主体に行われ、内装デザインも合わせてコーディネートされました。さらに庇による冬の日射取得や夏の日射遮蔽にも配慮し、立地条件を活かして東西南北に開口部を設け通風にも考慮。エコで快適な暮らしを実現しています。
◎滝沢市・Fさん宅 夫婦40代、子ども1人
◎設計・施工:(有)岩手ハウスサービス
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[case3:自然素材の心地よさと性能を兼ね備えたゼロエネ住宅]
共働きで子育てにも忙しいYさんご夫妻が望んだのは、自然素材を取り入れた機能性と快適性を両立する家づくりでした。室内には明るいパイン材を使用し、壁や天井にはドイツ生まれの壁紙を採用。天然木と壁紙を使い分けることで空間にメリハリを生んでいます。リビングを中心に小上がりとダイニング・キッチンを一体化したコンパクトな動線は忙しい朝にも大活躍。さらに、特徴的な大屋根には7.1kWの太陽光発電パネルが搭載され、省エネな暮らしを支えるゼロエネ住宅が実現しています。
◎盛岡市・Yさん宅 夫婦、子ども2人
◎設計・施工:(株)タックホーム
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Replan東北では、地域に根ざした工務店と家づくりを行った住宅実例と、家づくりに関するレポートをお届けしています。ご興味のある方は、こちらの本もお手に取ってみてくださいね。
(文/Replan編集部)