こんにちは、マーケティング事業部Mです。今回は、少し前に伺った台湾茶カフェ「taiwantea Yuuka(台湾高山茶優香)」さんについてご紹介したいと思います。

taiwantea Yuuka(台湾高山茶優香)

住宅街にあるお茶カフェ。看板とのぼりが目印です。

札幌市清田区平岡公園付近の住宅街に佇む、台湾茶カフェ(専門店)です。木目調の落ち着いた雰囲気のカフェスペースで、いろいろなお茶をいただけます。台湾高山茶をはじめ、青茶や花茶、黒茶、紅茶など、台湾で生産される高品質の茶葉をお取り扱いされています。

台湾高山茶は、その名前の通り、標高1,000m以上の茶区で手摘みされる烏龍茶のこと。山や標高により、異なる香り・味を楽しむことができるそうです。

この時は、標高2,200〜2,400m付近の茶区で栽培・手摘みされた「極上品高山茶」をいただきました。寒さに耐えて甘みを蓄えている冬摘み茶だったため、ほんのり甘みが感じられるまろやかな味わいと、優しい香りが余韻に残る、素晴らしいお茶でした。

いろいろな茶器があり迷ってしまいそうですが、女性のオーナーさんから淹れ方を丁寧にレクチャーしていただけたので、初心者でも安心でした。

淹れ方としては、すべての茶器をお湯で温めたあと、茶器の中のお湯は一旦捨てます。蓋碗(ふた付きの茶碗)に茶葉を入れ、お湯を注いで1分(2回目以降は1分半)待った後、茶海(小さなポット形状の器。茶海に注ぐことで均等な濃さにし、茶碗に平等に分けられます)にお茶を注ぎます。その後、縦長の聞香杯に移しかえて香りを楽しんでから、茶杯に移しかえて味を堪能します。

茶海には、茶葉が入らないように専用の茶こしを付ける

専用のポットでお湯を沸かし、何度でもお茶を淹れてOKなので、気づけば2時間以上のんびり過ごしてしまいました。何度淹れても風味がなくならないのも台湾茶の魅力ですね。

5種類の茶葉が詰められた「お楽しみAセット」「お楽しみBセット」など、お持ち帰り用の茶葉もお手頃価格で販売されていました。台湾茶を飲んでみたい方や、ゆっくり過ごしたい方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

余談ですが、あまりに素晴らしかったので、すっかり影響されて中国茶の茶器や道具、台湾茶専用の電気ケトルなど揃えてしまいました…。

高地に咲く花のように甘い香りの台湾高山茶は、洋菓子とも意外に合いました。アップルパイのフィルムのズレはご愛嬌(笑)
東京・西早稲田にある中国茶カフェ「甘露(カンロ)」さん著。中国茶や中国のおやつ、産地、現地における飲み方事情、茶葉が諸々わかる入門書

心身ともに温めてくれる台湾茶で、北国の長い冬を楽しんでいきたいなーと思います。