みなさんこんにちは。WEB事業部Wです。

札幌も徐々に暖かくなってきて、ようやく春を感じられるようになりましたね。コロナウイルスの規制も段階を経て緩和され、「そうだ 海外、行こう。」と意気込んでいる人も多いと思います。

私が海外渡航をするときは、まず渡航先の都市を想像し、日本を中心とした世界地図で日本からの距離を考えながら、渡航先の国の形を思い浮かべるのですが、アメリカにしてもオーストラリアにしても、日本に比べて土地が広大だな…と感じてしまいます。

実際に世界地図を眺めると、渡航予定はまったく無いですがグリーンランドなんて、アメリカとオーストラリアを合わせたくらい広い…と見るたびに感じますし、ずっとそうだと信じていました…。

地図上でかなりの面積を占めるグリーンランド(赤部分)

…これって違うんですね。
これこそ、メルカトル図法を元に作られた世界地図の落とし穴。この”メルカトル図法”は、土地から土地へと船で正確に渡航する必要があった大航海時代に考案され、どの方向へ行けば目的地に行くことができるか判断するための、現地点からの「角度」こそが最重要目的だったため、面積や距離は、ちぐはぐとのこと…

上の写真は正確な国や島の正確な面積を比較できるサイトの参照画像です。向かって左は日本。右側の赤く表示されている島がグリーンランドです。思ったよりも、かなり小さい(それでも日本の約6倍の面積ではありますが…)。
※面積を正確に比べるために赤道付近で比較しています

このように正確な面積を比べると、いつも見ている世界地図上では小さく見える日本でも、島国としてそれなりの広さの国土を持った国だとわかります。

ご興味がある方は以下のサイトから確認してみてください!
https://www.thetruesize.com

それでも地図って、”地図自体が正しい”と思わせる魔力のようなものがありますよね…