こんにちは。編集部の韓国出身スタッフ・Jです。
ここ数年、社会全体として「環境（保護）」についてさまざまな取り組みが行われていますよね。SDGsだったり、カーボンニュートラルといったワードもすっかりなじんできたように感じます。
地元の韓国のことになりますが、環境関連のおもしろい取り組みがあったのでお話したいと思います。
私は長らくソウルに住んでいたのですが、ソウルって漢江（ハンガン）という大きな川が横切っているのです。とても大きな川でして、それを挟んで数多くの公園や市民が集まれる施設などが設けられています。「ピクニックしたいから漢江行こうか」という感じでしょうか。
人がたくさん集まるというと？当然ゴミもたくさん出ます。。。敷物もその一つでしょう。
上の写真は、H新聞社が行った取り組みで、無料で敷物をレンタルしてくれるというものです。敷物に書いてある記事は、実際環境に関連した内容で、ビニールシートのゴミ発生を事前に防止し、環境保護について考えるきっかけを与えるという趣旨です。
こういうのって、いいことなんだから（強制的に）やりなさいという空気になりがちですが、自然と意識するようにする点でとてもいいと思いました。ちなみに敷物は、捨てられたPETボトルをリサイクルしたものでエコです。
こちらはNチキン屋さんのケースです。韓国ドラマを見たことがある方は知っていると思いますが、チキン＋ビールが韓国では定番中の定番。暑い夏に涼しい漢江で楽しむチキンとビールはなかなか格別ですよ。この敷物はクラフト用紙でできていて1枚ずつちぎって持っていけばOK。使い捨てではありますがゴミとしての環境負担は少ないです。
こういう身近なところで、環境に貢献できるアイデア光る取り組みがたくさん増えると、私たちの意識ももっと高くなるかもしれません。
