外出や集会が制限され、おうち時間が続く中、ふと窓から見える外の緑に気持ちが穏やかになったことはないでしょうか。多くの研究でも証明されているとおり、緑や自然と触れ合うこととストレスの軽減には大きな関係があるといわれています。
今回は、大きな中庭やテラスなど、自宅にいながら景色や緑を楽しめる工夫があるモデルハウスを4軒ご紹介します。これからの家づくりやリノベーションにおいて、生活面・仕事面ともにストレスの少ない暮らしのヒントが一つでも見つかりますように。
空に開く家
柱や梁などをオリジナルの金物で接合し、驚異的な強度と自由度の高い設計を可能にする「KES®構法」を用いたシンプルモダンな住まいの一例。「空に開く家」という名のとおり、空中に浮かんでいるように見える緑豊かなテラスが大きな特徴です。各部屋の窓も開口を大きく確保することによって、住宅街にいながら空と緑に癒やされる暮らしが叶う空間です。
株式会社シェルター/「空に開く家」
仙台市太白区大野田5丁目6番地内
中庭のある家
住宅街の中でもプライベートな庭を確保したいという夢が叶う住まいがこちら。陽光が差し込むスタイリッシュなスケルトン階段と広い土間空間の奥には、開放感たっぷりの中庭が迎えてくれます。各部屋に囲まれた空間ではあるものの、3方に設置された縦長の窓によって閉塞感を一切感じさせないつくりに。家にいる時間が長くなっても快適さを保てる暮らしが想像できます。
assist home.(株式会社アシスト企画)/「Q1.0-R」
札幌市西区八軒8条西3丁目3-8
植物が育つ家
眺望を堪能できる2階LDKと、その隣に配されたサンルームが特徴的なモデルハウス。計算された位置に設置された窓から差し込む光は、タイル床を反射して植物たちを生き生きと成長させてくれます。加えて、サンルームの大きな窓からは札幌の中心部を見渡せる贅沢なロケーション。絶景を望みながら、たまにはこの場所で食事やお酒を楽しむのも良いのではないでしょうか。
SUDOホーム北海道/「SUN-GAKU」
札幌市中央区宮の森4条12丁目10-10
テラスに集う家
「子どもが独立し、夫婦2人がゆったりと暮らす住まい」をコンセプトに提案する一例。1階はバーカウンターを備えたゲストルームや広々としたテラスで構成し、親しい友人とともに楽しく過ごすライフスタイルが叶うようにという願いが込められています。ホームエレベーターによって上下階の移動が考慮されているところも嬉しいポイント。
◎ハートランドホーム/コンセプトハウス
札幌市中央区南25条西12丁目2-3
家の中で自然と触れ合える場所が一つでもあると、在宅ワークの気分転換や、家族が集う憩いの場として過ごし方の幅が広がります。建築家や工務店のアイデアをカタチにしたモデルハウスには家づくりのヒントが盛りだくさん。ぜひ自分の目で確かめて、理想の住まいづくりにつなげてくださいね。
(文/Replan編集部)