こんにちは。編集部のAOです。

全国的には「桜の開花は今週末」だとか「今年もお花見の禁止が呼びかけられ…」など、春の話題が満載ですが、北海道は春の気配といってもまだほとんどのエリアが雪の中。長い冬に飽き飽きしてしまっている人も多いのではないでしょうか。

しかし、北海道が好きで東京から移住してきた私のような人間にとっては、北海道の冬の輝き、特に雪景色の美しさは何にも代えがたい奇跡のようなもの。降ったり溶けたりまた積もったりする様子をさまざまに楽しんでいます。

そんな中から今年見つけた雪景色をいくつかご紹介。ニッチなニーズにのみお応えする解説付きです。

強風で波のような模様が雪面に浮き出した畑のようす。この日は−10℃。風が強い場所ではたくさん積もらないかわりに吹き溜まりに注意がひつよう
初詣に訪れた岩見沢神社にて。狛犬が布団をかぶって遊んでいるようなかわいらしさ
前日の夜に雪がどっさり降った土曜日。ゲレンデがバックカントリーと化していた

雪面に無数の動物の足跡。キツネとユキウサギの足跡の違いわかりますか?
春の雪面。溶けかけた雪が鱗のようなかたちをつくって夕陽を照り返す

冬は他の季節とはまったく異なる風景が広がる北海道。雪かきの苦労や吹雪でのトラブルなんかもありますが、だからこそ、雪国ならではの変化がもたらす美しさを知り、雪解けへの期待を感じることができたら、春を待つ時間が楽しくなるのではないでしょうか。