1914年にオープンし、100年以上もの間地元民に愛され続けてきた市場、ハカニエミマーケット。ヘルシンキの中央駅から地下鉄で2駅と、街の中心部にあります。2018年1月よりリノベーションのため一時クローズとなっていますが、1階には生鮮食品が並び、2階には雑貨売り場などがありました。
現在は工事中のため、代わりにすぐ隣に仮設のマーケットホールが準備され、営業はこの中で続けられています。ガラス張りの平屋の建物は以前より細長く、見通しの良い明るいスペースとなりました。また、仮設の建物の外にもテントの店舗がちらほら。季節柄今はまだまばらですが、夏になると多くのテントで賑わいます。
マーケットホールの中にはこのように、魚屋や肉屋の他、野菜をたくさん売っているお店やパン屋などさまざまなブースが並んでいます。
歩いていると、黄色のお店が目に飛び込んできました。近くで見てみると、たくさんの種類のチーズと卵が売られています。気になったので、スタッフのお姉さんにどうして黄色なのか理由を聞くと、「たぶんチーズの色からきているのだと思う」とのこと…。
ふと見上げると、お店の看板の上には牛の置物がたくさん!遊びゴコロですね。
マーケットホールの営業時間はスーパーより短く限られていますが、専門店ならではの種類の豊富さと新鮮さはとても魅力的です。リノベーションが終わって、昔ながらのマーケットの雰囲気がまた楽しめるのを、気長に待っているところです。