南幌町に広がる自然豊かで広々とした土地に、一日中自然光がふりそそぎ屋外の景色と生活を楽しめる心地よい住宅を計画しました。建物の正面を真南に向け、太陽光のエネルギーを最大限享受できるように計画しています。外観は積雪寒冷地北海道に根付く特徴的なスノーダクト方式(バタフライ屋根)とし、室内天井にもその形状を反映することでハイサイドライトを中心とした明るく開放的な洋室を計画しています。リビング・ダイニング・キッチンは平天井とし、風が抜ける心地よい居場所を計画しました。南庭や地域との繋がりを感じられる場所として計画しています。また、玄関側に洋室を配置することで、介護ルームとしての利用等、家族の成長・変化に合わせて利用できる自由なプランニングとしています。
建物の配置そのものを真南に向け、壁面設置の太陽光発電パネルから得られるエネルギーを余すことなく享受できる計画としています。建物としての外皮平均熱貫流率UA値は0.28[W/(㎡・K)]以下とし、冬季の快適な室内温度を担保します。給湯冷暖房は計画地が集中プロパンガスが供給されていることから、高効率給湯暖房ガスボイラーエコジョーズの設置を想定し 快適な生活環境を担保すると同時にイニシャルコスト・ランニングコストを抑える計画としています。
(北方型住宅ZERO合計ポイント数10pt 図面に記載)