趣味の骨董を生活に取り入れて暮らしていたSさんが、2011年の震災後に選んだのは古民家の移築再生による住まい。古民家再生見学会で知り合ったササキ設計の佐々木さんから、築130年の農家の古民家を紹介され、この家づくりはスタートします。直前まで住まわれていたその古民家は、代々の持ち主が大切に手入れをしてきたことが伝わる良好な状態。その趣を活かしつつ十分な断熱性能を確保したリノベーション空間に「仕事から帰ってくると、今までの家よりもほっとする感覚があるんです」とSさんも大満足です。
◎家族構成:夫婦60代
◎構造規模:木造・2階建て
◎設計:(有)ササキ設計
◎施工:(株)クレア平塚