周囲を住宅に囲まれた街中に建つ住宅です。住宅密集地なので、開口をどう開いても十分な採光は得られないことから、天井高を最大8m取ってすべての採光をトップライトから得るようにしています。ガラスから入る光は、普段生活する場所へ到達するまでに拡散され、空間に奥行きをつくりだしています。さらに、玄関と各居室の接点には、屋外と緩やかにつながる風除室的な空間も設けられました。限られた広さや条件の敷地でも、暮らす家族が素直に心地よいと感じる空間を実現した住まいです。
◎設計:(株)五十嵐淳建築設計事務所
◎施工:(株)橋本川島コーポレーション



