ダイニングからリビング方向を眺める。床にはウォールナット無垢材、壁には漆喰、大開口には木製サッシを採用した自然素材あふれる健康的な空間

ブルックリンスタイルを目指した室内空間。家の中心となるリビングには子どもたちが自由に遊べるよう、ボルダリングの壁とのぼり棒を設置。テラスとの一体感を意識し、南面には全開口型のサッシを採用しているのもポイントです。家族のつながり、家事の効率性を考慮したデザインや動線の工夫も満載の住まいです。ZEHの実現により、光熱費の大幅な削減も図られています。

◎家族構成/夫婦30代、子ども3人
◎構造規模/木造・2階建て
◎設計・施工/ヒノケン(株)仙台スタジオ

リビングに立つ奥さんを中心に、家族が集まる。仕切りや柱を極力なくした吹き抜けの大空間が開放感を生み出している

目線合わせのために床レベルを一段下げたキッチンは、IHとガスのハイブリッド型。モールテックスを採用した床には床暖房が入っていて冬でも暖か
リビングに据えられたボルダリングの壁とのぼり棒。上り切った先は2階ホールにつながっていて、回遊しながら遊べる

窓から見える景色にも配慮。2階のホールからは窓を通して仙台の街並みを眺めることができる

引き渡し後にSさんがDIYで天井板を渡し、ブランコを設置した子ども部屋も格好の遊び場。将来的には2部屋に仕切ることもできる

スペースを有効活用してつくられた小屋裏部屋。Sさんが仕事や趣味の部屋として使用している

機能性を追求し、脱衣室とは別に設けられたユーティリティ。床にはモールテックスが使われている。奥にはウォークインクローゼットも
玄関ホールとリビングを隔てるドアや窓は、ブルックリンスタイルを意識してセレクト
石張りの広いテラスを備えるSさん宅。リビングの大開口を開け放てば、まさにアウトドアリビングのような感覚で使える

北側道路に面したファサード。白い塗り壁に、ポイント的に取り入れた窓枠の黒が映える