65年の歴史と想いを受け継ぎ、内装仕上げや造作の一部を施主自らが行うハーフビルドで、自分たちらしくアップデートした住まい。昔ながらの床の間のある座敷続きの間取りを、一旦すべて解体してスケルトン化。内側から壁の充填断熱と付加断熱を行って断熱性能を上げています。鉄板製の階段や手すり、キッチンや洗面まわりの棚、室内物干しのバーなど各所に散りばめられた自作の金物が、この家の個性を引き立てます。
◎家族構成/夫婦30代、子ども2人
◎構造規模/戸建て(築65年)
◎設計/(株)井上貴詞建築設計事務所
◎施工/企業組合TORUS