アプローチと反対側から見ると2階建てのよう。傾斜地を生かしていることがわかる

羊蹄山を眺める581坪の傾斜地に建つ住まい。回遊動線、使い勝手のよい水まわり、吹き抜け、そして大きな三角屋根という希望を叶えるため、屋根を45度回転させています。10枚の窓が並ぶ東側に据えられた大開口からは、まるで絵画を切り取ったような景色が見渡せ、吹き抜けに設置した薪ストーブが効率的に室内を暖めます。

◎家族構成/夫婦30代、子ども2人
◎構造規模/RC造+木造・3階建て
◎設計/SUDO設計
◎施工/SUDOホーム

明るく陽が射すダイニングで仕事をする時間が好き、とNさん。この外に、来年ウッドデッキができる予定。階段下スペースは愛犬のおうちに。反対側は、掃除機など背の高い物を収納できる物置として存分に有効活用している

リビング土間には、ネスターマーティンの薪ストーブが。当初はほかの物に決まっていたが、オープンハウスで見かけて一目惚れし変更した
物をなるべく収納してすっきり見せているキッチン。アイランド部分とキッチン横の収納棚にゴミ箱や家電を集約させている
イメージに合うものをとことん探してたどり着いたレクリントの照明は、長さ88㎝で存在感抜群だ
気持ちよく風が通る主寝室。照明は当初吹き抜け用に購入したもの。下から見てもまぶしくなく寝室にぴったり
左の扉は玄関横の通り抜け型クローク。約2畳のスペースで、上着類からベビーカーまで置ける
玄関部分。無垢材の床と珪藻土の塗り壁が標準仕様という点もSUDOホームにお願いする決め手となった

アプローチ側からみた「トリオイガサノイエ」。笠を被ったような屋根と共に、羊蹄山を存分に楽しめる大開口、アプローチの大屋根が特徴的