ダイニングは長年愛用してきたダイニングテーブルとカップボードに合わせて設計

長く愛用してきた「北の住まい設計社」の家具ありきの家づくり。一部2階建ての吹き抜けのあるゆったりとしたリビング・ダイニングには、大きな窓からやさしく光が射し込みます。2年以上かけて東川町のショップを訪ねては決めていったという、家具やテキスタイル、照明は、以前からお持ちだった家具とともに空間の中で心地よいハーモーニーを奏でています。

◎家族構成:夫婦40代、子ども2人
◎構造規模:木造2階建て
◎設計・施工:(有)北の住まい建築研究社

家族の会話が弾むダイニング

大きな吹き抜けを設けたダイニングには、ご夫妻の要望で薪ストーブを設置。暖房のほか、料理にも活用しているそう
新しい家具、花嫁道具の家具、イタヤカエデの無垢床が、温かな家族の時間を紡ぐリビング・ダイニング

ソファやセンターテーブルとのバランスを考えた開口レイアウトで、ガラス越しの緑が絵のようなリビング

13年間、定期的にオリーブ石鹸で磨かれたメープルのダイニングテーブルは、木肌が白く変化した。乾拭きだけを行ったカップボードは、木肌が飴色に
13年間、定期的にオリーブ石鹸で磨かれたメープルのダイニングテーブルは、木肌が白く変化した。乾拭きだけを行ったカップボードは、木肌が飴色に
自然素材をふんだんに用いながら、機能的な収納計画。ミーレの食器洗浄機も採用し、使い勝手の良さも追求したキッチン
広々としたキッチンは娘さんたちのお気に入り。休日に料理を家族で楽しむのも、築6年を経て日常になった

スッキリとしたデザインにブナの木質感を際立たせた造作洗面台

トイレも造作の収納や鏡を採用した造作仕様。子ども室のある2階にも雰囲気の異なるトイレが設けられている
玄関ホールに設けたオリジナルの靴箱は、開閉のバランスが絶妙
脱衣室の壁に取り付けられた木製フックには、自然素材を用いたシンプルなタオル
珪藻土とスギ板を組み合わせた外観。前庭やアプローチ、カーポートも、外観に合わせてデザインされている