6号線沿いに建つスタイリッシュなEさん宅。通りを挟んだ向こう側に大好きないわきの海が広がる

海沿いの立地を最大限に生かした住宅。1階には玄関とインナーガレージ、2階にLDK、3階に寝室とバスルームという構成になっています。なかでも最もこだわったのが3階のバスルーム。バスタブからは海と星の両方を見渡すことができ、非日常的なシーンを演出しています。深海をイメージしたディープブルーの天井が映えるLDKは、2匹の愛猫が暮らす空間。フルオープンのサッシを開け放てば広々としたバルコニーが広がり、水平線と一体化したかのような感覚に陥ります。

◎家族構成:本人40代、猫2匹
◎構造規模:鉄骨造(重量鉄骨ラーメン構造)3階建て・約43坪
◎設計:(株)佐藤大建築事務所
◎施工:磐栄興業(株)

ぽかぽかと暖かいLDKは一緒に住む2匹の猫もお気に入り。昼寝をしたり毛づくろいをしたり、自由気ままに過ごしている

キッチンからリビングを望む。フルオープンのサッシ窓から陽射しが降り注ぐ明るい空間だ
非日常感に包まれながら、リゾートムードを満喫できるドラマティックな家だ

 

サッシの先には外と一体になれるバルコニーが。右奥の収納棚の扉は可動式の間仕切りにもなる
キッチンの横窓からも、海沿いの国道を颯爽と走る車を眺めることができる
2階LDKは深海を思わせるディープブルーの天井が印象的。夜は間接照明の灯りで落ち着いた雰囲気となる
北側の階段も明るさ充分。手すりには間接照明が組み込まれている
リゾートムードたっぷりの3階のバスルーム。今年の元旦には入浴しながら海から昇る初日の出を観賞したそう

 

白い内装に包まれた清潔感あふれる3階寝室。海を望める三角バルコニーが備わっている
インナーガレージには玄関ホールからも出入りが可能だ
愛車のイタリア車を潮風によるサビから守る1階のインナーガレージ

タイルと白い砂利石でアールを付けたアプローチ。植栽も南国ムードを醸し出している屋根とバルコニーをオーバーハングさせ、視覚的に宙に浮いたような佇まいを演出まるでリゾートマンションのような趣の外観