お子さんの誕生を機に、家づくりを検討し始めたというTさんご一家。家に関する知識はゼロからのスタートで、当初はローコスト住宅を検討されていたといいます。しかし、独自に勉強を重ねていくにつれ、性能やデザインの重要性を実感するようになったとか。そうして行き着いたのが、地元の八重働工務店でした。
「お子さんがのびのび育つ家にしたいというご希望があり、『肩肘張らずにくつろげる住まい』という弊社のコンセプトに共感していただきました」と八重働工務店のホームアドバザー石川順子さんは語ります。
八重働工務店では土地探しからサポートし、土地購入後は頻繁に打ち合わせを重ね、プランを煮詰めていくこと数ヵ月。勉強熱心なご夫妻は、間取りや内装を自分たちで考えるなど、積極的にプランニングにも関わったといいます。
こうして完成したのが、白を基調に白木調の色合いが映える、コンセプトどおりのくつろぎに満ちた住まい。南面の大開口から陽光がたっぷりと降り注ぐ、明るい空間が印象的です。
共働きのお二人のライフスタイルに合わせ、効率的な家事動線や豊富な収納が取り入れられているのはもちろん、リビング隣には昼寝に最適な和室を、キッチン横には勉強スペースにぴったりな造作のカウンターを配置するなど、お子さんの成長を見越したプランニングが秀逸です。また、玄関やリビングの壁には、室内の化学物質を吸着・分解し、空気を清浄に保つ作用のある赤貝の殻を主原料にした漆喰を採用。住まう家族の健康面にもしっかりと配慮しました。
冬の寒さが厳しいこの地においては、暖かく暮らせる住環境も不可欠です。Tさん宅では壁内に這わせたダクトで、全館にエアコンの温風を行き渡らせる「コンフォート24」システムを選択。寒冷地用エアコン1台のみで、温度差のない快適な室温を叶えています。それが可能なのは、FP工法による充填+外張りのダブル断熱と、トリプルガラスの樹脂サッシの導入により、高い断熱・気密を実現しているからこそ。
「お施主様の希望を最大限に汲み入れた、ご満足いただける家ができたと思います」と胸を張る石川さん。建設中も毎日現場を訪れて職人に要望を伝えるなど、家づくりの過程から楽しんでいたというTさんご夫妻も、自分たちの『想い』がたっぷり詰まった新居への入居を、心待ちにしています。