Kさんご夫妻は、将来の参考になればと工務店のオープンハウスに足を運んだことをきっかけに、本格的に家づくりを検討し始めました。「せっかく家を建てるなら自分たち好みのオリジナルの家を建てたい」と考えたKさん。ハウスメーカーにも話を聞きながら、デザイン重視で情報収集をしていたところ、知人宅の新築を手がけたD-PLUSに出会いました。
D-PLUSは「住まい手の代表作となるような家を細部までこだわってつくりたい」という想いで2021年に創業した住宅会社。理想やこだわり、漠然としたイメージを丁寧に聞き取り、完成後の暮らしを具体的に想像してもらう過程を「カウンセリング」と呼び、対話とイメージの共有でデザイン性の豊かな住まいを提供しています。SNSでその雰囲気を気に入り、オープンハウスに足を運んだというKさん。「デザイン性の高さと、インテリアのコーディネートも含めて依頼できることに魅力を感じました」と、その決め手を話します。



2024年6月に完成したのは、正面に開口を持たないファザードが印象的な平屋。Kさんが理想とする70〜80年代のビンテージ感に、D-PLUSが丁寧なカウンセリングを経て応答した住まいです。LDKへと向かう廊下の先には、アメリカン・ビンテージを彷彿とさせるアクメファニチャーのキャビネットが鎮座。玄関ホールからレトロな設えのパーケットフロアが続き、庭に向かって大きく開くリビングは勾配天井と相まって開放的な空間です。
キッチンは背面収納も含めて既製品を室内の雰囲気に合わせて木でリメイク。ダイニングテーブルやテレビボードもアクメファニチャーでそろえるなど「インテリアへの造詣が深いD-PLUSさんの見立てで、理想を超える空間に仕上がりました」と、Kさんは嬉しそうに話します。


家づくりを通してインテリアへの興味が深まったというKさん。本物の質感がもたらす豊かさに触れ、「安価な物を短いスパンで買い換えるのではなく、多少値が張ってもいい物を経年変化を楽しみながら長く使い続けたいです」という思いが芽生えていったといいます。「もともとファッションは好きでしたが、インテリアの知識はさっぱり。今はインテリアについて考えるのがとても楽しいです。家づくりをきっかけに趣味が増えました」と笑顔のKさん。
奥さんもキッチンに似合う器を集めようと考えているなど、上質な空間がお二人のライフスタイルをより豊かなものに変えてくれています。「暮らしていく中での傷は、味わいの一つ。育てていくように暮らしたい」と、重ねる年月に喜びを得る暮らしを満喫中です。