ひとりで楽しく。ふたりで愉快に。小さくて、かわいい家。『Ki-mama』

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プロバンススタイルの外観が優しい雰囲気のモデルハウス。屋根には太陽光発電パネルを搭載し、エネルギーを賢く使えるように

ガーデンシンクも家の雰囲気に合わせて設置。かわいいだけでなく、収納付きで機能性もいい

回廊型の暮らしやすい動線に高い機能性を備えた快適空間

福島市内中心部の東側、花の名所として知られる花見山公園へも近い住宅地の一角に、mutenkaあいの家の新しいモデルハウス「Ki-mama」が誕生しました。自然素材にこだわり、女性目線で住まい手のライフスタイルに寄り添った家づくりを行う同社が今回提案したのは、ひとり暮らし、またはふたり暮らしに特化した20坪以下のコンパクトな家。小さいけれど便利、小さいから暮らしやすい住まいをコンセプトとしています。

リビングからキッチン方向を見る。左側は玄関、寝室に通じる。2階ホールは腰壁の一部を手すり仕様にした

漆喰壁の白と無垢材の木が調和する空間に、照明や家具のアイアンがさりげないアクセントとなっている。リビングは全面吹き抜けで開放感抜群

まず、漆喰壁に青い屋根、そしてサックスブルーのドアや格子窓が何ともかわいらしい外観に目を奪われます。車が3台停められる駐車スペースに手づくりの板塀やプレート、植栽もトータルでデザインされています。室内は、玄関を入って右手のLDKから水まわり、ウォークインクローゼットを通って寝室までぐるりと一周できる回廊型の間取りが特長。LDKはリビング部分が吹き抜けということもあり、面積以上の広がりが感じられます。

ダイニングテーブルは、普段はキッチンに半分収納するような形でコンパクトに。目的に合わせて配置を変えることで、空間を効率よく活用できる

おしゃれなシンクには、通常の水栓のほかに滝状に水が出る吐水口もある。さまざまな便利機能が、キッチンに立つ時間をより楽しくする

キッチンにはコンロは設置せず、必要なときにだけカセットコンロで十分という方はそのままでもOK。ダイニングテーブルはキッチンカウンターに半分収めて2人掛けにすることで、コンパクトなスペースを効率よく使えます。シンクはカップウォッシャーや滝のように水が出る吐水口もあり、おしゃれで機能的。お気に入りの食器だけを棚に並べるのも、少人数での暮らしならではの楽しみです。

キッチン奥の壁には、アイアンのフレームをアクセントにしたシンプルな棚を設けている。お気に入りの食器や雑貨、グリーンなどを飾り、自分らしい雰囲気に

キッチン横にある洗面スペース、忙しい朝など、身支度をしながら朝食の準備も簡単に。奥はトイレ、浴室と続く。アールの垂れ壁が空間を優しく仕切る

空間の使い方は自由自在。性能やデザインも見逃せない

2階には約7帖のホールと、小上がりを備えた畳コーナーがあります。ホールをワークスペースや寝室として使ったり、小上がりをベッド代わりにしたりすることもでき、1階の寝室も含めたそれぞれの部屋は、暮らしに合わせてさまざまな使い方ができます。

リビングを見下ろせる2階ホールに、ハイサイドライトから明るい光が射し込む。腰壁のブルーとモールディングの白がおしゃれ

2階の洋室には小上がりの畳コーナーが隣接し、セットで1部屋として使うのもおすすめ。畳は、耐久性が高くメンテナンス性にも優れた和紙畳を採用

このモデルハウスでは、間取り以外にもチェックしたいポイントがたくさんあります。例えば、防犯やプライバシー確保のため掃き出し窓を設けず、窓の位置は高めに設定。優れた性能の複合断熱パネルを使用し、暖冷房のエネルギー負荷を抑えています。そして、レトロな雰囲気のペンダントライトや窓枠に沿った間接照明など、細部まで工夫を凝らした照明のアイデアも見どころ。寝室や水まわりを仕切るアール壁や腰壁のモールディング、明かり採りにもなるガラスブロックなど、温かさと優しさを感じさせるインテリアが家全体に施されています。