桐の下駄づくりから始まり材木商へ、そして木造住宅のリーディングカンパニーへと発展してきたウンノハウス。創業以来65年、木にこだわり、木とともに歩み続けてきた同社の新しいモデルハウスが、宮城県名取市内に誕生しました。「Fore（フォーレ）」は、「おうちリトリート」がコンセプト。森林浴をしているかのような非日常空間に身を置き、心身ともにリセット＆リフレッシュしながら自然とつながる深いリラクゼーションを感じることで、明日への活力が生まれてくる。そんな住まいの提案です。
リトリートとは、忙しい日常の生活環境を離れて、非日常的な場所で自分と向き合い、心と体をリラックスさせるための時間を過ごすこと。ウンノハウスが宮城県名取市の総合住宅展示場にて公開している「Fore」は、同社が考える「おうちリトリート」を詰め込んだモデルハウスです。東北を拠点に活躍する菊池佳晴建築設計事務所が設計を担当し、高原のリゾート地に立つ家をイメージして建築されました。
周囲の森と一体化するような大屋根が、ゆとりとのびやかさを感じさせるこの住まい。気軽に自然とつながりながら思い思いの時間を過ごせるテラスやダイニングをはじめ、薪ストーブの炎が揺らめくラウンジ、隠れ家のような離れの和室と、心を浄化してくれるリトリートスポットが多彩に設けられているのが魅力です。
「木とともに、いきる。」を企業理念とするウンノハウスらしさも随所に。テラスには屋久島地杉、室内の床にはオークと、内外に自社プレカット工場で処理した木材がふんだんに使われており、それらが「おうちリトリート」をより心地よいものにしてくれています。また、オリジナルの軸組壁工法を主体に、注文住宅全棟で長期優良住宅を取得し、住宅性能にも定評のある同社。このモデルハウスも耐震性や断熱・気密性の高さはいうまでもありません。「強さ」「心地よさ」「らしさ」を追求する、ウンノハウスの家づくりの真骨頂を垣間見ることができるモデルハウスとなっています。
自然を身近に感じ、肩の力を抜いて、ありのままの自分に戻る深いリラクゼーションを堪能できる「Fore」。こもり感のあるリビング、使い勝手の良い水まわり動線など、暮らしを豊かにするアイデアも満載ですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
設計者より
菊池佳晴建築設計事務所 菊池佳晴さん
ウンノハウスさんのモデルハウスの設計を担当するのは、「Fore」で3棟目となります。以前設計させていただいた「Komorebi」というモデルハウスの「大屋根のある平屋のような外観」「離れの和室」を踏襲しつつ、今回の「リラックスして自然を楽しめる家」というリクエストに沿って、新たに構想を広げていきました。
コンセプトとしたのは、家族の居場所がたくさんある家。FOREST TERRACEを含め、リラックスして過ごせる多種多様なスペースを散りばめ、階層をスキップフロア的に構成し、一つ屋根の下でつながる空間としました。私の設計の重要な要素である「非日常感」は離れの和室や薪ストーブで、「素材感」は屋久島地杉や札幌軟石などの自然素材で表現。居心地の良いリトリート空間を演出できたと思います。
ウンノハウスさんは、常に新しいことに挑戦し続けている柔軟な住宅メーカーです。性能面での評価も高く、私自身いつも刺激をいただいています。今後ともお互いに高め合っていけたらいいですね。
◎モデルハウス
Fore（フォーレ）仙台・名取ハウジングモール ジアス
・所在地：宮城県名取市杜せきのした1-1-1
・受付：10：00～17：00（定休：火曜日・水曜日）
・お問い合わせ：0120-83-4159（ウンノハウス仙台支店）
・見学予約：https://unnohouse.co.jp/model/2024/02/-new.html