結婚と同時に購入した2階建ての中古住宅(築2年)で暮らし続けて22年。旧居は、冬になると室内の温度差が大きく、結露やカビも悩みの種でした。「これから新たにコストをかけるなら、リフォームではなく、老後も安心して暮らせる住環境を整えたいと思いました」と、奥さんは振り返ります。
以前の住まいは市内西部にあり、共働きのご夫妻にとって生活面での利便性が低かったことも、住み替え理由の一つでした。「職場に通いやすい街なかなら老後も安心して暮らせると考え、中心部から2㎞圏内のエリアにこだわって土地を探しました」。同時に、新築の依頼先も複数の会社を選んで比較検討しました。そして「暮らしの先々のことまで考え抜いた家づくりを提案してくれた」という地域の工務店、矢野建設に新築を依頼しました。
その大きな決め手になったのが、高断熱・高気密な住まいを実現するLIXILのスーパーウォール(SW)工法。「耐震性にも優れ、35年の結露保証も備えたSW工法は、劣化しにくいのも大きな特徴。将来にわたってリフォームの必要がなく、快適に暮らしたいという、ご夫妻の要望にぴったりと考え、お勧めしました」。そう語る矢野建設の営業部長・矢野壮彦さんは、北広島市にあるLIXILの工場を訪ね、しっかり管理された環境下で丁寧に製造される様子を目の当たりにし「自信をもって、お客様の期待に応えられる」と実感したといいます。
「これが私たちの終の棲家」と考えていた奥さんは、使い勝手が良いキッチンやランドリールームを備え、効率的な家事動線を実現できる平屋造りにもこだわりました。「矢野建設は予算内で納得できる間取りや仕様が実現できるよう、親身になって一緒に考え、20以上の図面をつくってくれました」と奥さんは嬉しそうに話します。
2023年10月、ご夫妻の暮らしの理想をそのまま形にした住まいが完成。SW工法とトリプルガラスの相乗効果により、新居はHEAT20のG2相当の断熱性能を実現しています。「家のどこへ行っても同じ温度で、空気が爽やか。夜勤のある仕事に就いていますが、いつでも外の音を気にせずぐっすり眠れます」とSさん。
また、オプションで制震仕様のパネルにし、構造計算も実施したことで、耐震等級3を確保。長期優良住宅の認定も取得した新居は、保険料や税金、ランニングコストの軽減も実現しました。「旧居で感じていた家事のストレスも解消され、いつまでも安心して暮らせる住まいができました」と、奥さんも満足のご様子でした。