「戸建てで生まれ育った自分たちと同じように、子どもたちにものびのびと過ごしてもらいたい」。賃貸アパートで暮らしていたHさんご夫妻が家づくりを決めたのは、そんな親心からでした。
モデルハウスに足を運んだり、SNSを駆使して情報収集を重ねた末に見つけたのが、「シンプルで普遍的な魅力を感じた」という創樹の家です。「デザイン住宅を手がける工務店」として定評のある同社の家は、「センスがよく、個性があった」と、Hさんご夫妻の感性を刺激。「よく利用していたおしゃれな酒屋も創樹が手がけていることを知り、すぐに気持ちが固まりました」と、新築の依頼を決めました。
奥さんが新居に希望したのは、バックヤードの充実。洋服やキャンプギアなどの物が多く、収納場所はHさんご一家にとっての悩みの種でした。「脱いだコートや洋服がリビングにそのままになっていることも。仕事から帰ってきて、片付けに追われているうちに気づけばあっという間に夜になっていて、家でくつろぐ時間もありませんでした」と話します。
完成した新居は、玄関からLDKとファミリークローゼットの双方にアクセスできる2WAY仕様。土間を介して直線に続くファミリークローゼットは、洋服やキャンプギアをたっぷり収納できる大容量です。バックヤードにボリュームを大きく割きながらも、家族が集うLDKは開放的に。キッチンを中心にした回遊動線やリビングの大開口、そして五角形の吹き抜けが広がりをもたらしてくれます。この五角形の吹き抜けは「2階ホールにもくつろぐ場所が欲しい」という希望に応え、フロアの一辺に角度をつけて広さを確保したことで生まれたものです。
Hさん宅は、エアコン1台で家全体を暖冷房する全館空調システム「YUCACO」を採用。創樹は気候条件の厳しい旭川で、いち早く「YUCACO」を取り入れた工務店で、着実に実績を積んでいます。エアコン1台で快適な住まいづくりを実現できるのは、寒冷地の工務店だからこそのノウハウと技術力があってこそ。部屋ごとの暖房機が不要で、エアコンは空調室に設置するため、内観の美観も損ねません。
「収納の充実で、LDKはいつもすっきり保つことができています。おかげで家の中でくつろぐ時間もできました」と笑顔で話す奥さん。新居にはにぎやかな子どもたちの声と、夫婦のくつろぎの時間が流れています。