道北エリアの中心に位置する士別市は、厳寒期になるとマイナス20℃を大きく下回る道内屈指の極寒・豪雪地帯。この厳しい気候をものともしない高性能住宅を提供しているのが、アーキッシュコーポレーションです。同社の住まいは、冬暖かく夏涼しい理想の温熱環境。外気温に左右されない快適な住まいを実現するために、2002年の創業時より「スーパーウォール(SW)工法」を標準仕様として採用しています。
「以前勤めていた会社が断熱に強いこだわりを持っていて、SW工法の最初期から積極的に取り組んでいました。その快適性に感心し、独立後も引き続き採用することを決め、これまでに20棟近いSW工法の家をご提供しています」と、同社の川上紳一郎代表。
SW工法の力を最も感じたのは、工事中のとある出来事でした。「1月下旬の寒い時期に、外壁工事が終わり屋根工事に進む直前の状態で、ジュースを一晩現場に置いたことがありました。マイナス20℃を超える寒空の下、通常であれば一晩で凍りついてしまうのですが、まったく凍ることがなく、すぐに飲める状態を維持していました。SWパネルの断熱の力を改めて実感しましたね」。
SW工法の充填断熱に加え、外張り断熱を併用した「SWデュアル」仕様で、従来よりもさらに断熱性能を高めたアーキッシュコーポレーションの最新モデルハウスは、太陽光発電システムを備えたZEH住宅。売電分を含めると一次エネルギー消費量の削減率は105%に達します。そして、蓄電池として電気自動車を利用することで、自家消費によるさらなるメリットが期待できる住まいとなっています。
モデルハウスは4人家族の暮らしを想定しており、玄関ホールから続く大きな窓のあるLDKや広い2階ホールなど、仕切りを最小限にとどめた開放的な空間が魅力の断熱等級6(UA値0.22)の家。「SWデュアル」による高い住宅性能を武器に、上下階に設置したエアコン2台だけで暖冷房を賄っています。
「SW工法で使用している硬質ウレタンフォームは、水分を通しにくいので結露を発生させず、耐久性もあり、私自身最も信頼している断熱材。SW工法は性能の高さと施工のしやすさを両立し、断熱材の充填の手間も省けるため工期短縮にも効果的です」と川上代表。
厳しい気候風土の中で、ZEH住宅にも力を注ぐ同社にとって、SW工法は欠くことのできない強い味方。やわらかな光と暖かさに包まれた心地よいモデルハウスで、士別での快適・省エネな暮らしを提案しています。