玄関ドアを開けると薪ストーブのある土間、開放的なLDKがシームレスで目の前に広がるYさんご家族の家。7年前、ご夫妻がより良い子育て環境を求めて東京からUターンしたのをきっかけに、薪火と木の温もりで満たされた住まいが誕生しました。

公道に面した南側の開口を最小限に抑えたYさん宅。外壁はカラマツ板張り。カーポートの奥に庭が広がっている
公道に面した南側の開口を最小限に抑えたYさん宅。外壁はカラマツ板張り。カーポートの奥に庭が広がっている
カーポートは玄関アプローチも兼ね、薪置き場としても活用。車を止めてしまえば、公道側からの視線も気にならない
カーポートは玄関アプローチも兼ね、薪置き場としても活用。車を止めてしまえば、公道側からの視線も気にならない

「田舎の雰囲気がある土地に薪ストーブのある家を建てたい」と考えたYさんは、西区の自然豊かな住宅街の土地を購入。「リプランで見て好みにぴったりだった」という大元工務店に新築を依頼しました。「大元社長自らが要望をよく聞いてくれて対応がスムーズだったのも、工務店ならではの良さと感じました」と話します。

玄関土間にはアウトドア好きなご夫妻の要望で、キャンプ道具の出し入れがしやすい収納も設けられた
玄関土間にはアウトドア好きなご夫妻の要望で、キャンプ道具の出し入れがしやすい収納も設けられた
土間とつながるリビングに、Yさん念願の薪ストーブからの温もりが伝わってくる。新築の1年後、リビングとつながるウッドデッキも設えた。土間とリビングの床の高さは、カバ無垢床板1枚分の厚みに抑え、小さな子どもの出入りのしやすさと、リビングとの一体感も実現
土間とつながるリビングに、Yさん念願の薪ストーブからの温もりが伝わってくる。新築の1年後、リビングとつながるウッドデッキも設えた。土間とリビングの床の高さは、カバ無垢床板1枚分の厚みに抑え、小さな子どもの出入りのしやすさと、リビングとの一体感も実現

2022年春から工事がスタート。「大切に材料を扱い丁寧に建てていたと、引き渡し後に近所の人から聞き、改めて大元工務店に依頼してよかったと思いました」と奥さん。「性能って見えにくいものですが、丁寧な仕事の積み重ねが大事なんですね。初めての冬は用意した薪の4分の1ほどしか使わずに済み、大元工務店の住宅性能の良さを改めて実感しました」。

リビングからキッチンを見る。キッチン横にパントリー、奥に水まわりを配置することで、家事のしやすさを実現。トイレもユーティリティの隣に配置した
リビングからキッチンを見る。キッチン横にパントリー、奥に水まわりを配置することで、家事のしやすさを実現。トイレもユーティリティの隣に配置した
大元工務店への依頼の決め手の一つになったのが造作キッチン。シナ材やステンレス、レンガを用い、持っているものがすべて収まるようきめ細かく設計した。リビング・ダイニングや庭が見渡せるアイランド型、ガスコンロの採用も奥さんのこだわり
大元工務店への依頼の決め手の一つになったのが造作キッチン。シナ材やステンレス、レンガを用い、持っているものがすべて収まるようきめ細かく設計した。リビング・ダイニングや庭が見渡せるアイランド型、ガスコンロの採用も奥さんのこだわり
洗面台も造作仕様。収納や照明、水栓、鏡の大きさまで吟味できたのも造作ならでは
洗面台も造作仕様。収納や照明、水栓、鏡の大きさまで吟味できたのも造作ならでは

奥さんこだわりの造作キッチンは、きめ細かな設計で使い勝手抜群。キッチンに立っていても、リビングや庭で遊ぶ子どもたちの様子に目が届きます。「家事スペースが集約されているので作業もしやすいんです。どこにいても家族との一体感を味わえる最高のマイホームができました」と、奥さんは満足そうに話してくれました。

「ピアノを置いて、家族で音楽を楽しめる場所にしたい」と、2階にはホールを設けた。正面の2つのドアは子ども部屋。将来はホールに間仕切り壁を設け、もう一部屋増設する予定
「ピアノを置いて、家族で音楽を楽しめる場所にしたい」と、2階にはホールを設けた。正面の2つのドアは子ども部屋。将来はホールに間仕切り壁を設け、もう一部屋増設する予定
持ち帰りの仕事が多いYさんが希望していた書斎は、最も生活音が気にならない寝室の奥に設置。「夜、1人で仕事をしているときも、眠っている家族の気配を感じられ、つながりを感じます」とYさん
持ち帰りの仕事が多いYさんが希望していた書斎は、最も生活音が気にならない寝室の奥に設置。「夜、1人で仕事をしているときも、眠っている家族の気配を感じられ、つながりを感じます」とYさん

Yさんが購入された土地は、南側が公道に接しているため、建物を公道側に寄せて開口を最小限にし、公道からの目線が届きにくい敷地北側には庭を設け、のびのびと暮らせるよう配慮しました。LDKからも窓越しによく見えるので、小さなお子さんの遊び場にも最適です。
山にも近い立地を生かし、室内からもその景観を楽しめるよう開口位置を工夫しました。約33坪という空間で3人のお子さんたちの部屋を確保するため、総2階建てで間取りを計画。開放感を演出する吹き抜けの代わりに、階段室にも大きな採光窓を設けることをご提案しました。コスト調整も兼ね、2階の寝室の塗り壁をご家族で仕上げたのも、家づくりの良い記念になったと思います。元気なお子さんたちと一緒に、住まいも味わい豊かに育っていくことでしょう。(大元工務店)