ヒノケン(株) / 宮城県石巻市・Kさん宅 夫婦20代、子ども3人
「庭付きの一戸建てで子どもたちをのびのびと育てるのが夢でした」と語るKさんご夫妻。ハウスメーカーのモデルハウスを見て回ったり、建築関係の動画を観たりして新築への夢を膨らませていました。
やがて石巻市内の希望のエリアに土地を見つけたことで、その夢は一気に現実となります。身内が設計士として勤務する地元の工務店、ヒノケンに家づくりを依頼することにしました。
とはいえ、当初は依頼先選びに迷いがありました。奥さんは「ヒノケンさんのオープンハウスはよく見学していて、すべてに魅力を感じていましたが、建築費が高いんじゃないかな?という不安がありました」と話します。



しかし、予算や希望を伝えると資金面から親身に相談に乗ってもらえ、「お金のかけどころと切り詰めるところ、そのコストバランスをしっかりと提案してくれたことで、無理なく建てられそうな見通しが立ち、安心できました」と振り返ります。
3Dパースを使った設計のプレゼンは丁寧で分かりやすく、新居のイメージがよりクリアに。また石巻事務所での打ち合わせの際、同社の社長や棟梁を含め、社員みんなが子どもたちの相手をしてくれた様子に「すごく嬉しかったし、アットホームな社風なんだなと思いましたね」とご夫妻。おかげで心置きなく話に集中できたといいます。
お二人の希望をすべてくみ取って反映し、ほぼファーストプランのまま完成したという新居には、子どもたちが走り回って遊べる広い庭を完備。
家族が集う大空間LDK、生活に合わせた家事動線、多彩な造作家具、豊富な収納など、暮らしに寄り添った工夫・アイデアが盛りだくさんです。住まいへの夢を叶えたご一家は、家族5人の暮らしを満喫しています。


担当者より
ヒノケン(株) 石森 絵里華さん |
私の身内の家でしたが、ご家族のお話をじっくりとうかがい、いただいた要望に+αを添えて提案する、いつもどおりの設計を心がけました。空間のレイアウトではキッチンの横にパントリー、ユーティリティの近くにファミリークローゼットと、機能と収納をセットで考えることで家事効率を高めています。
また、南面に大開口を設けたり、ハイドアを採用するなど、LDKを少しでも広く見せるための工夫も意識しました。子どもたちが走り回れる回遊動線や広い庭も設計に取り込み、おおらかな住空間を実現。庇で日射をコントロールするパッシブデザインの考えも採用し、省エネで快適で心豊かな生活ができる住まいになったと感じています。