住まいづくりは、人間力。住宅アドバイザーに設計、インテリア、資金計画、施工。「やまもく」では、知識と経験を蓄えたプロフェッショナルがチームを組んで、住まう人の想いを共有し、叶えたい暮らしをカタチにしています。プランづくりから着工、完成。そしてその後も住まうご家族の暮らしに寄り添い続けています。2023年7月に引っ越しを終えたばかりのOさんご夫妻は、同社の家づくりに共感して、新築を依頼。まだ木の香りが残る新居にお邪魔し、家づくりを振り返りました。
ずっと続くお付き合いだから
最初の出会いを大切に
お子さんが生まれたのを機に、子育て環境の充実を目指して新築を決意したOさんご夫妻。「家づくりに携わるプロと一緒に、アイデアを出し合いながら家づくりがしたい」と、地元の工務店に絞って依頼先の検討を開始し、インターネットで見つけたのが「やまもく」でした。
会社を訪ねたご夫妻を迎えたのが、住宅アドバイザーでもある山口雄大社長。ご夫妻と山口社長は、じっくりと時間をかけてこれからの家づくりに寄せる想いを語り合いました。「あっという間に2時間くらい経っていて、僕らの家づくりを一緒に考えられる最高のパートナーが見つかったと、一気に心が傾きました」。密度の濃い話題の中でも、各種補助金や税金について詳細を教えてもらったことで、Oさんは「信頼感がぐっと高まった」と言います。「マイホームは、一生に一度の大きな買い物。活用できる制度は積極的に生かして、費用対効果の高い家づくりをすることも大切。今後の資金計画にも関わってきますから」と、山口社長は話します。
また、建物に日本トップ水準の断熱材であるSW(スーパーウォール)パネルを用いたSW工法を採用し、優れた住宅性能を実現しているという説明も依頼の決め手に。「SW工法の家に13年間住んでいる山口社長が、実体験を交えて住み心地を丁寧に説明してくれたので、安心感が増しました」とOさん。
敷地は古くから開けた住宅街の一角、三方を住宅に囲まれた60坪。「一般には良いとされる南向きの土地ですが、夏の陽射しの暑さや公道側の目線も気になります。また、敷地の風向きを考慮した通風計画も、住み心地を左右する要件になります。これらの課題をクリアすることが、設計の大きなポイントになりました」と、同社の設計課長、松下 大さんは振り返ります。
子どもと一緒に育っていく
本物の住まいを追求
ご夫妻が掲げていた住まいづくりのテーマは「子どもと共に育つ家」。松下さんは、南向きの敷地形状の課題を逆手にとって、玄関前に外物置を組み込んだプランを提案。物置と住まいの間には、7帖半ほどの中庭を配置しました。物置を南側に設えることで、外部の目線や夏の暑い陽射しが遮られます。「これにより、ダイニングに大開口を設けても夏も快適に過ごすことができます。また中間領域的な中庭空間を設けることで、暮らしに豊かさと楽しさを加えられると考えました」と松下さんは話します。
空間設計と並行して、同社のインテリアデザイナーの伊藤直美さんが、内外装仕上げを計画。ご夫妻の要望でもあった札幌軟石をはじめ、タイルやアイアン、メープル材など「お子さんの成長と一緒に経年変化が楽しめる本物を」と、素材を厳選し提案しました。さらに、インテリアの決め手となる家具もトータルでコーディネート。伊藤さんはご夫妻と一緒にショップを回り、空間にしっくりなじむ家具を提案しました。照明計画も、インテリアの要。非日常的な間接照明を日常で楽しめるよう設計段階から計画しています。また、天井面に綺麗な余白が生まれるようダウンライトの数を最小限に絞り、使う場所に適した器具を使い分け、空間の美しさにつながる多角的な提案をしています。
新居の完成を一番喜んでいるのは、3歳の息子さん。「家族で出掛けても、すぐに新しいお家に帰るっていうんですよ。僕らも、みんなの想いを一つにして完成させたという満足感でいっぱいです」と、Oさんは嬉しそうに話します。各分野の経験豊かなプロフェッショナルとご夫妻がワンチームでつくりあげた子どもと共に育つ住まいは、家族の歴史を重ねていくごとに、深く豊かな趣を蓄えていくことでしょう。
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