第一子を授かったのを機に、Kさんご夫妻は実家の敷地を活用し「母屋のリノベーションとマイホームの新築を考えていた」と言います。しかし、コスト面を考慮し、二世帯住宅での新築に方向転換。
Kさんは家族みんなが快適に暮らせるよう、家づくりでは住宅性能を重視。省エネ住宅を追求する技術開発集団「一般社団法人新住協」のセミナーに参加し、高性能住宅づくりに取り組んでいる地域の工務店に注目。そして、積雪寒冷地である北海道にルーツを持つSUDOホーム関東に新築を依頼しました。「性能面だけではなく、完成見学会などで見たナチュラルで洗練された空間にも惹かれました」。
二世帯住宅の新築にあたって、ご夫妻は「親子世帯それぞれが独立した生活を送りながらも、互いの気配を感じられる間取り」を希望。SUDOホームは、平屋の親世帯と2階建ての子世帯を通り土間で緩やかにつなぐプランを提案しました。
2018年6月、新居が完成。性能にこだわり続けたKさんを驚かせたのが、夏の涼しさ。「35℃以上になる日もエアコン1台で快適に過ごせたんですよ」「出かけてもすぐに帰りたくなるくらい、居心地がいいんです」と、Kさんの言葉をつなぐように、奥さんも笑顔で話します。
同居するお父さんも「夜にトイレに起きるのが億劫でなくなった」と大喜び。「たくさんの学びから目指す家づくりを実現してくれるのは地域の工務店だと思ったのは、間違いではありませんでした」と、Kさんは力強く語ってくれました。
【 住宅性能 】
高断熱・高気密の住まいづくりで定評のあったSUDOホーム関東を新築のパートナーに選んだKさん。利根川を越えると、冬の寒さがぐっと厳しくなるという地域性を考慮し、新築にあたっては北海道本社の仕様に迫る付加断熱を施しました。ZEH住宅の基準を上回る高い性能によって、通年で快適な室内環境を実現することができました。
【 デザイン 】
ご夫妻が望んでいたのは、周辺環境になじむ外観、自然素材を生かしたナチュラルで洗練された雰囲気の空間。その希望を反映し、オーク無垢材の床、塗り壁や板張りの壁、造作建具、アイアンの階段などを採用しました。SUDOホームが長年蓄えてきた経験と技によって、Kさんご一家のこだわりが隅々に行き渡る住空間を実現しました。
茨城県美浦村・Kさん宅 スライドムービー
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家づくりを始める際に重要となるのがパートナー選び。自分に合ったパートナーにたどり着くためには、まず、どのような選択肢があるかを知ることが重要です。
大きな住宅展示場にモデルハウスを持ち、多数のメディアで大々的に広告している大手ハウスメーカーに比べ、地域の「工務店」は、興味はあってもなかなかその実情を把握しにくいのが現状です。
そこで今回は、それぞれに特徴や強みの異なる工務店との家づくりをご紹介。工務店をパートナーに選んで建てた実例と住まい手の声を通じ、その魅力を紐解きます。
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