(株)奥野工務店 / 札幌市・Yさん宅 夫婦30代


プロの目で見て納得した
奥野工務店の性能と施工の確かさ

2020年の結婚と同時に家づくりを考え始めたYさんご夫妻。「暖かくて、おしゃれな家を実現したいと考えていました」。そう話すYさんは、建物のサッシの組み立てや取り付けを行う窓まわりのプロ。

これまでに数多くの建築現場を見てきたYさんが、希望を叶えるために家づくりを依頼したのが、パッシブ換気を用いた高性能な住まいづくりで定評がある札幌市の奥野工務店でした。

大開口を設けた明るいリビングで、家づくりを振り返るYさん夫妻と営業部の戸村公平さん。「好みがはっきりしていて、センスの良いご夫妻とのプランづくりはいつも楽しく、スムーズに進みました」と、戸村さん
大開口を設けた明るいリビングで談笑するYさんご夫妻と同社営業部の戸村公平さん。「好みがはっきりしていて、センスの良いご夫妻とのプランづくりはいつも楽しく、スムーズに進みました」と戸村さん

「現場経験を積むにつれ、窓まわりで性能や施工の良しあしが分かるようになりました。デザイン力も高い奥野工務店なら、思い描いていた住まいがカタチになると思いました」。

ご夫妻が新居を建てるために購入したのは、住宅に囲まれた約30坪の宅地です。その立地条件を鑑み、同社は採光とプライバシーを考慮し、2階LDKのプランを提案しました。

シックな色合いのガルバリウム鋼板を採用したシャープな印象の外観。隣り合う家々や道路を行き交う車や人の目線を気にせず過ごせる2階にLDKを設けた
ダークグレー色のガルバリウム鋼板を採用したシャープな印象の外観。隣り合う家々、道路を行き交う車や人からの目線を気にせず過ごせる2階にLDKを設けた
機械的な動力は用いず、自然の力で室内の空気を排出する「パッシブ換気」の排気筒
機械的な動力は用いず、自然の力で室内の空気を排出する「パッシブ換気」の排気筒
ルーバーの奥は、外気挿入口とつながっている。床下に取り込んだ冬の冷たい外気は1階の床下に設置したガス・セントラル暖房で温められ、壁の隙間を伝って家じゅうを巡り、室内を心地よく暖める
ルーバーの奥は、外気挿入口とつながっている。床下に取り込んだ冬の冷たい外気は1階の床下に設置したガス・セントラル暖房で暖められ、壁の隙間を伝って家中を巡り、室内を心地よく暖める

「ストーンタイルを採用したモノトーンの内装プランも好みにぴったりでした」と奥さん。工事期間中、Yさんはたびたび現場に足を運んだそう。「洗面台の鏡の取り付けを大工さんと相談しながら一緒に行ったのも、いい思い出になりました」と、Yさんは振り返ります。

ストーンタイルを壁の一部に張って仕上げた玄関。造作のシューズボックスのほか、階段下のデッドスペースを利用したシューズクロークも設けた
ストーンタイルを壁の一部に張って仕上げた玄関。造作のシューズボックスのほか、階段下のデッドスペースを利用したシューズクロークも設けた
玄関からホールに入ってすぐの場所に、トイレから独立させた手洗い場を設置。帰宅後すぐに手洗いができる
玄関からホールに入ってすぐの場所に、トイレから独立させた手洗い場を設置。帰宅後すぐに手洗いができる

1階に配した寝室は、公道側の窓の大きさを小さめにし、グレイッシュで落ち着いた雰囲気に仕上げた
1階に配した寝室は、公道側の窓の位置を高く設計。内装はグレイッシュで落ち着いた雰囲気に仕上げた
「収納を多くしたい」という要望を反映し、寝室には容量たっぷりのウォークインクローゼットを設えた。廊下の突き当りが2階への階段になっている
「収納を多くしたい」という要望を反映し、寝室には容量たっぷりのウォークインクローゼットを設えた

ストレスフリーで暮らせる
機能的で暖かい2階リビングの住まい

ワンルームスタイルのLDKは、ご夫妻お気に入りのくつろぎ空間。つかず、離れず、ほどよい距離を保ちながら、それぞれの時間も楽しめる
ワンルームスタイルのLDKは、ご夫妻お気に入りのくつろぎ空間。付かず、離れず、程よい距離を保ちながら、それぞれの時間も楽しめる

2023年2月に待望の新居が完成しました。旧居では冬の寒さが悩みの種だったご夫妻は、新居の暖かさにとても驚いたといいます。

「浴室や廊下の隅々まで暖かい」という住まいですが、暖房を入れっぱなしでもガス代は月に2万円程度。「住宅性能は奥野工務店の標準仕様ですが、以前に比べて光熱費がぐっと安くなりました。住宅性能の大切さをひしひしと実感しています」と、Yさんは話します。

奥野工務店の提案で、LDKにはストーンタイルを張り、照明を組みこんだ下がり天井を採用。開放的なくつろぎ空間を、天然石のソリッドな質感が引き立てる
クリア塗装仕上げのナラ無垢フローリングが優しい風合いのLDKは、奥野工務店の提案でストーンタイルを張って照明を組みこんだ下がり天井を採用。開放的なくつろぎ空間を、天然石のソリッドな質感が引き立てる
ストーンタイルを張ったテレビ台も、造作仕様。すっきりとした仕上がりにこだわり、壁裏に配線を収めている
ストーンタイルを張ったテレビ台も造作仕様。壁裏に配線を収め、すっきりとした仕上がりにこだわった

料理が好きなご夫妻は、ストーンタイルを用いたスタイリッシュで使い勝手の良いダイニング・キッチンにも大満足。「休日は妻と一緒にキッチンに立ちますが、狭さを感じません。ダイニングテーブルが横付けされているので、配膳も後片付けも簡単です」と、Yさんは笑顔で話します。

ダイニングの壁には、可動棚を造作。キッチン奥は洗面室、動線はそのままパントリーを備えたユーテリティまでつながる
コンパクトな動線が機能的なストレートダイニングを採用。壁にはディスプレイを楽しめる可動棚を造作

またオープンスタイルのキッチンは、背面収納も充実。独立させた洗面室、ユーティリティを短い動線で結び、家事効率もバツグンです。奥さんは「必要ないかも?と思ったガス式衣類乾燥機と食洗機でしたが、入れて正解でした!複数の家事を同時進行できて、とても重宝しています」と笑顔で話します。

透け感のある軽やかな印象の3枚引き戸を取り付けたキッチンの背面収納は、大容量で使いやすい
キッチンの隣には独立させた洗面室を設置。横長のデザインにこだわったYさんは、既製の鏡裏収納付き既製ユニットに同じデザインの造作鏡を自ら増設。タイル壁や間接照明を生かしたこだわりのグルーミング空間を実現した
キッチンの奥には独立させた洗面室を設置。横長のデザインにこだわったYさんは、既製の鏡裏収納付き既製ユニットに同じデザインの造作鏡を自ら増設。タイル壁や間接照明を生かしたこだわりのグルーミング空間を実現した

高い住宅性能とお気に入りのデザイン、それにプランの工夫や便利な設備機器の採用で、ストレスフリーな共働き生活が送れているというご夫妻。これからますます暮らしの楽しみが広がりそうです。

旧居では冬になると室内に冷たい空気が流れて肌寒く、とても気になっていました。パッシブ換気を採用したこの家では、空気が自然に循環しているせいか、空気の流れがまったく気になりません。メンテナンスしなくても、快適で健やかな室内環境を保ってくれていて、それがとても安心で、頼もしく感じます。以前から奥野工務店の家は気になっていましたが、住んでみるとその良さは別格。新築のパートナーに選んで大正解でした。(Yさん談)

\2023/9/28発売!「Replan北海道 vol.142」/

【特集】 楽しみと工夫で叶える 平屋
ワンフロアのシンプルな動線で暮らしやすい家にしたい。コンパクトで省エネであることで、毎日快適に過ごしたい。自然とつながる暮らしや安心感などの楽しみを享受したい。

「家を建てるなら平屋」という希望を持つ人が増えている中、さまざまな工夫で理想を叶えた平屋の住まいを見てみることで、あなたにとっても平屋が一歩身近なものになるかもしれません。

北海道の書店・一部コンビニ(セイコーマート・ローソン)にて発売!
インターネット購入はこちら▼
Replan BooksAmazonFujisanマガジン
※インターネット購入・方法についての詳細はコチラをご確認ください。