暮らしをイメージしやすい等身大の都市型二世帯住宅

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札幌市豊平区の閑静な住宅街に立つ、道南スギ板張りとモルタルの塗り壁を組み合わせた片流れ屋根の家。この住まいは、北海道ハウジング初のコンセプトハウスです。

これからの時代を見据えた
上下分離タイプの二世帯住宅

北海道ハウジングのコンセプトハウスは、上下分離タイプの都市型二世帯住宅。親世帯と子世帯で構成される従来の二世帯暮らしに加え、異なる二つの家族で住まいをシェアするこれからの二世帯暮らしなど、多様なライフスタイルを受け止める新タイプのモデルプランとなっています。土地代や建築費を分散できる経済的メリットや、ワンフロアで完結する平屋的な暮らし方の提案など、未来を見据えた北海道ハウジングの家づくりの魅力と発見が詰まっています。

2階世帯のダイニング・キッチン。裏手の水まわりやプライベートゾーンとは回遊動線でつながっている

1、2階ともに約34坪（3LDK）で、それぞれの世帯が快適に過ごすのに十分な広さ。二世帯住宅が抱える課題の一つである「生活音」にも配慮し、音を伝える階段は玄関ホールに設けました。さらに音漏れとプライバシーに配慮して、施錠のできる引き戸を玄関ホールに設置し、2階の居室の床と壁には防音性のあるボードを使用。上下階だけではなく活動時間の異なる家族同士の生活音にも配慮しています。

幅を広く取ったキッチンは、戸棚のほかオープン棚も設え、より収納豊富で使いやすくした

ナラ材のヘリンボーン張りにアイアンを組み合わせた個性的なダイニングテーブルは、北海道ハウジングによる造作

自然素材を感じられるデザインと
暮らしやすさを追求したプラン

室内は、ナラの無垢床や木の天井、珪藻土の塗り壁など、自然素材を適材適所に配した北海道ハウジングらしい空間。1階は木質感のあるナチュラルテイストとし、2階は黒やグレーを差し色に取り入れたり、リビングに室内窓を設けるなど、モダンなアクセントをプラスしました。さまざまな使い方を想定し、クローゼットなどの収納計画や水まわりの配置なども異なるスタイルで仕上げています。

ナチュラルテイストの1階世帯のリビング。メインの窓は天井までの高さとし、より開放的に感じられるよう工夫

ワンフロアに暮らしのすべてを集約する二世帯住宅は、一般的な単世帯住宅に比べて制約がたくさんあります。そうした制限の中でも住み心地の良い住空間を具現化すべく、2階は片流れ屋根を利用して勾配天井とし、効果的に設けた南と東の開口から光を取り込むことで、豊かな自然光が心地よい空間を実現しました。

2階世帯のリビングは、黒やグレーが生きるモダンテイストで仕上げた。観葉植物やお気に入りのアートなどの暮らしを彩るアイテムもあらかじめ組み込んでプランニング

上下階とも北側に水まわりを集約し、キッチンを中心に回遊性のある動線計画を施したコンセプトハウス。家電用の造作棚や、観葉植物やお気に入りのアートなどの暮らしを彩るアイテムもあらかじめ組み込んでプランニング。習慣や趣味を大切にする注文住宅ならではの丁寧な家づくりを意識した住まいとなっています。

快適かつ経済的な暮らしを支える
お墨付きの高い断熱・気密性能

北海道ハウジングは、積雪寒冷地である道北エリアで快適に暮らすための省エネ効果の高い住宅性能とデザイン、住まう人の希望を最大限に叶えるコスト配分をバランス良く整えて、家族が思い描く「住みたい家」を実現している地域工務店です。

若い力で高性能な住宅を手がける北海道ハウジング。大工たちのチームワークもバッチリ

同社の強みがそのまま生きるコンセプトハウスは、315㎜の壁断熱を施した充填＋付加W断熱仕様。付加断熱には遮音性も考え、あえて比重の重いグラスウールを施工しました。さらに、夏は外からの熱を防ぎ、冬は中の熱を逃さないLow–Eトリプルガラス樹脂サッシの採用により、北海道の省エネ基準をはるかに超えるUA値0.25の高い断熱性能を確保しました。また全棟気密測定を行っている同社。コンセプトハウスもC値0.2という高気密仕様で、一年を通して快適に過ごせる室内環境を実現しています。